今日は、鹿沼市にある羽賀場山に行ってきた。
その不気味な響きを持つ山の名前に恐れをなし、ちょっと登るのを躊躇っていた訳であるが、お隣にある“天気山”という能天気な名前を持つ山まで周回すればちょうど良い験直しになるということで、14号から長安寺へ入る道の入口付近に車を止め、6時59分に出発。
道路の右手にある長安寺駐車場の先に羽賀場山への登山口(7時2分)があり、ここから所々階段になっている急な山道を我慢して上って行くと、10分くらいで尾根に出ることが出来る。夜明け間もない杉の植林地ということで見晴らしはなく、辺りも薄暗いのだが、滑りやすい落ち葉に悩まされないで済むのは有難い。
7時21分と38分に2つの送電線の鉄塔を通過し、急な尾根道を上った先の分岐(7時48分)を左折すると、8時丁度に羽賀場山(774.5m)の山頂に着くことが出来た。登山口からほぼ1時間といったところであるが、山頂からもやはり展望はなく、休んでいると風が冷たいのでさっさと次の天気山を目指す。
事前学習によると、この先に間違いやすい分岐が2か所程あるらしい。いつもはザックに入れっぱなしのGPSを片手に慎重に進んで行くと、最初の分岐(8時5分)を過ぎ、そろそろかなあというところで斜めになった枝が尾根道を遮っている。周囲を見回すと、確かに左手に急な下りの踏み跡が続いており、ここが2つ目の分岐(8時11分)だった。
その後、何度かのアップダウンが続くのだが、ピークの前後は(距離は短いものの)急登、急降下の連続であり、まあ、急登は頑張れば良いだけだが、枯葉に覆われた急降下は滑りやすくてちょっと怖い。ようやく8時41分に777ピークを過ぎると、次のピークが天気山(8時54分)。
ここからは、二の宮(9時5分)〜下山道の標識(9時11分)〜天気山登山口(9時40分)〜大久保バス停(9時46分)を通過して、10時20分に車を止めたところに戻ってきた。車道区間を除き、全体の8割くらいは杉の植林地の中を歩くため、見晴らしは期待できず、今日のように曇り空で視界の悪いときに歩くのにはうってつけのコースですな。
ということで、今日は大久保バス停からのなが〜い車道歩き対策としてスニーカーを持参し、天気山登山口を出たあたりで登山靴から履き替えた。人目が少なければちょっとジョギングの真似事でもしてみようかと思ったのだが、意外に車の通りが多く、ほとんど走れなかったのがちょっと残念でした。