根本山〜氷室山〜熊鷹山

今日は、栃木県と群馬県の県境にある根本山から熊鷹山を周回するコースを歩いてきた。

ちょっと早起きをして、午前7時半頃に不死熊橋手前のY字路のところにある駐車スペースに到着。前日の天気予報によると、今日は相当冷え込むという話だったので、いつもより多めに着込んで7時39分に出発する。(結局、暑くて15分もしないうちに下着とシャツだけになってしまったのだが・・・)

車両通行止めのバリケードの間をスリ抜けて7時43分に不死熊橋に着くと、ここにも遮断機が設置されている。目の前にあるロープがぶら下がったところが根本沢コースの入口らしいんだけど、今日は時間が許せば氷室山まで行ってみたいと考えているので、時間節約のため直進。7時49分に中尾根コースの標識がある分岐を左折する。

比較的最近のものと思われる土砂崩れの跡を踏み越えて進んでいくと、間もなく登山口(7時53分)があり、ここから植樹林の中をジグザグに上って行く。しばらくすると稜線に出ることが出来るので、今度は尾根伝いに高度を上げていき、1,035ピーク(8時28分)、中尾根十字路(8時43分)を過ぎて、8時50分に根本山(1,199m)に到着。

見晴らしもないので証拠写真を撮っただけで先を急ぐと、十二山根本山神社(9時7分)を通過後、十二山の手前にある熊鷹山と氷室山との分岐(9時15分)に着く。ここまでで目安にしていた2時間を幾分下回っているので、躊躇することなくこの分岐を直進して氷室山へ向かい、9時45分、途中にある宝生山(1,154.2m)に到着。

さらに進んだところでルートは二股に分かれていたが、目の前のピークの方から人の声がするので右方向の上りの道を選択。ピーク(9時54分)の上では4、5人のグループが休憩しており、とても控え目な氷室山のプレートもあったが、どう見ても本物ではなさそうということで、先程の分岐まで引き返し、今度は左方向へ進む。

すると、間もなく目印にしていた祠が見えてきたため、その裏山を上って行くとそこには立派な氷室山(1,123m、9時59分)のプレートが取り付けられていた。ここからは来た道を引き返し、先程は頂点を踏まなかった十二山(10時40分)を経由して、10時59分に熊鷹山(1,168.6m)に到着。幸い誰もいなかったので、小ぶりな展望台を一人占めにした後、持参したパンと紅茶で腹ごしらえ。

帰路は、地形図には記載のない“うすゆき新道”というルートを使うのだが、鳥居(11時14分)のある分岐点を直進して間もなくある右方向へ下って行く分岐(11時16分)がその入口。途中、左右に踏み跡が見られたが、この方向に下って行けば必ず林道に出られる筈とどこまでもまっすぐに進んで行くと、11時30分にようやく林道に出られた。(ただし、最後の林道へ出るところはどう見ても登山道の出入り口とは思えず、おそらく途中どこかで右方向に進むべきだったのだろう。)

ということで、最後は長い林道をてくてく歩き、12時11分に駐車場に戻ってきた。全体で4時間半強というのは予想よりも早かったが、ログからも判るとおり、根本山と宝生山のところでコースミスを犯してしまった。ともに山頂から次の目的地に向かうときに誤った枝尾根に進んでしまったことが原因で、大事に至らなかったとはいえ、短時間のうちに同じミスを繰り返すというのは何とも情けない次第です。