ハワイ旅行(第4日目) マウイ島1日観光

今日は、マウイ島1日観光です。N家では、初めてのネイバー訪問になります。早朝、お迎えのバスに乗って空港まで行き、そこから目的地別に飛行機に乗り込む訳ですが、圧倒的にハワイ島グループが多く、マウイ島グループはN家を含めて8人くらいしかいませんでした。

小型のジェット機に乗ってあっという間のフライトの後、マウイ島に到着。ここからワゴン車に乗って、まずハレアカラ火山の山頂を目指します。途中、自転車の集団と何度も遭遇しましたが、これがあの有名な「ダウンヒル・バイシクル」だそうです。けっして広いとは言えない道で自動車とすれ違うため危険そうですが、ガイド兼ドライバーのお兄さんの話では、集団の前後についた係りの人が無線で連絡をとりあって対向車を避けるため、安全性に問題はないとのこと。

延々と登り道を走った後、やっとのことでハレアカラ国立公園に到着。ところが、ここで「アリの駆除作業」のため、山頂への交通が一時ストップしてしまいました。なんでも南米からやってきたアリが現在マウイ島で爆発的に増えており、名物の「シルバー・スウォード」を枯らしてしまうという被害が発生しているとのことです。

20分程公園管理事務所で待たされてから、ハレアカラ火山の頂上を目指して出発。大型バスの場合、頂上から1段下の駐車場までしかいけませんが、N家のグループはワゴン車のため、展望台の目の前の駐車場まで行けました。この日もとても良い天気だったため、山頂からの眺めは素晴らしく、クレーターも良く見えました。風は強いですが、そんなに寒くはありません。長男も夫も半袖のまま過ごしました。また、心配していたシルバー・スウォードも、たくさん見ることができましたよ。

この後、途中のゴルフ場のレストハウスで昼食をとってから、イアオ渓谷に行きました。ハレアカラ火山の周辺とは全く異なりとても緑の多い場所で、この島の人たちには霊的な意味のある場所だそうです。(ちょっと期待して何枚か記念写真を撮りましたが、残念ながら心霊写真にはなりませんでした。)

続いてラハイナに向かいましたが、そこまでの海沿いの道が原因不明の大渋滞。そのため、ラハイナ到着が予定より大幅に遅れてしまい、ラハイナでの自由時間がほとんどなくなってしまいました。ワゴン車の中から有名なお店などを見物しましたが、とてもラハイナの雰囲気を楽しむような余裕はなく、とても残念!

さて、最後の目的は例の「砂糖キビ列車」です。ラハイナの駅からかわいい蒸気機関車に乗って片道約30分くらい。途中、英語による観光案内がありますが、車窓からの景色はハッキリいって「どうってことない」レベルです。車内で買ったココナッツ・ドリンク(ヤシの実に穴をあけ、そこにストローがさしてあります。)も、生暖かくてとてもおいしいとはいえません。でも、まぁ、これも経験といったところでしょう。

というところで、N家初めてのネイバー訪問が終了した訳ですが、正直いってマウイ島は1日で見物するには大きすぎます。移動時間が非常に長く、(最初から最後まで、ほとんどしゃべりっぱなしであったガイド兼ドライバーのお兄さんの努力には拍手を惜しみませんが)車に揺られているだけで相当体力を消耗します。小学校1年生の娘でさえ途中でバテたくらいですから、「砂糖キビ列車」に乗れるからといって小さな子供連れで参加することは避けるべきではないでしょうか。