今日は、妻と一緒に高原山のシロヤシオを見に行ってきた。
高原山でのアカヤシオ見物は現在2連敗中ということで、夫の面目は丸潰れ状態。やはり“満開”のブログ記事を読んだ翌週に訪れるというパターンでは手遅れになる可能性が高いため、今回は“まだ少し早かった”のタイミングで出掛けることとし、午前7時過ぎに大間々の駐車場に到着。あと10分遅かったら枠内に駐車出来なかっただろう。
最近の週末は好天に恵まれており、今日もとても良い天気。そんな中、7時37分に駐車場を出発し、見晴コースの登山口(7時47分)からまずは剣ヶ峰を目指す。いきなりの長い上り斜面は妻の最も苦手とするところであるが、元気一杯のエゾハルゼミの鳴き声に励まされて8時32分に八海山神社に着く。
風の強かった前回(5月10日)とは異なり、周囲には初夏の雰囲気が漂っているが、妻もまだ疲れていないということで、立ち止まって周りの景色を眺めたくらいで先に進む。矢板市最高点(8時46分)の前後からシロヤシオの花が見られるようになるが、まだ蕾のものが多く、まだ早すぎたのかもしれないと少々意気消沈気味。
しかし、剣ヶ峰(8時59分)の先から高度を下げていくと、満開状態の株が次第に多く見られるようになりテンションは急回復。最盛期の状態を知らないので今がそうなのか判断しようがないのだが、個人的には“三度目の正直”が実現して大満足であり、反対側から歩いてくる登山者の顔も笑顔で輝いているように見えた。
あまり花付きの良くない縄文躑躅(9時55分)を通過すると、10時13分に大入道到着。見晴らしは無いがスペースは広いので、ここで本日初めての休憩を取ることとし、適当なところに腰を下ろして持参したおにぎりにかぶりつく。この場所にはいくつかベンチを用意して欲しいなあ。
さて、再出発後は沢までの長い下りになり、二度ほど沢を横切ると間もなく小間々(11時33分)に着く。しかし、ホッとしたのも束の間、大間々までの地味〜な上りが残り少ない妻の体力を着実に奪っていき、駐車場(12時12分)に戻ってきたときには結構なバテバテ状態。これを避けるために反対回りで歩く方も多いのだろう。
ということで、恒例の日帰り入浴は、県道56号線を北上して塩原温泉へ。急なリクエストだったので場所も調べてこなかったのだが、塩原温泉ビジターセンターで情報を収集したところ、お隣の“かんぽの宿塩原”でも可能なことが判明。時刻が早かったせいか、男湯も女湯も完全な独占状態でした。