高原山でアカヤシオ探索

今日は、妻と一緒にお馴染みの高原山を歩いてきた。

当初の予定では、県民の森付近に車を止めてアカヤシオを愛でながらミツモチ山を目指すつもりだったが、折角の晴天時にはもっと見晴らしの良いところを歩きたいという俺の我が儘で、急遽、駐車地を大間々に変更。ちょっと早過ぎるかもしれないが、上手くいけば大丸付近における(今年の)アカヤシオの第一発見者(?)になれるかもしれないと期待しながら午前7時41分に歩き出す。

ルートは3年前に歩いたときと同じ「大間々〜ミツモチ〜八海山神社〜大間々」の楽チンコースであり、ちょっとお手軽すぎるきらいはあるものの、いよいよ明後日に迫った念願の木曽路ハイキングのことを考慮すれば、まあ、これくらいが無難なところだろう。

さて、まずはやしおコースに入ってミツモチ山を目指すが、大丸(8時24分)付近でもアカヤシオの花は見当たらない。その少し先でようやく早咲きの株を一本だけ発見することが出来たが、登山道からかなり距離があるため近付いてカメラに収めることはほぼ不可能。“全くの空振りにならなくて良かったね”と妻に慰められながら8時46分にミツモチ山の展望台に着く。

他に人影もない展望台でのんびり休憩した後は八海山神社を目指して再び歩き出すが、ちょっと歩いたところの道端でまさに開花寸前のアカヤシオを発見。紅色の強い蕾はあと小一時間も眺めていれば花開くのではないかと思われるくらいだったが、結局、これが最初で最後の接近遭遇となり、ショートカット入口(9時38分)〜青空コース合流(9時54分)〜八海山神社(10時22分)。

GWの最中ということで祠の周囲では数組の登山者が休憩をとっており、我々もそれに加わって大休止。アカヤシオの方はほぼ空振りの結果だったが、上空には期待どおりの青空が広がっており、微かにではあるが富士山の姿も認められるということでとても良い気分。再出発(10時45分)後は林間コースに入り、11時37分に大間々の駐車場に戻ってきた。

ということで、所要時間は3時間56分と相変わらずの鈍足ペースなのだが、前回(=所要時間3時間52分)に比べると妻の歩き方が力強くなったという印象であり、いくらか余裕も出て来たみたい。帰りはちょっぴり綺麗になった城の湯温泉センターで汗を流し、初めて立ち寄った「ともなりそば処信生庵」でお蕎麦を頂いてから帰宅しました。