ペット

今日は、妻&娘と一緒にイルミネーション・エンターテインメントの新作CGアニメ「ペット」を見てきた。

実をいうと本命は同時上映される短編「ミニオンズ:アルバイト大作戦」だったのだが、全米での興行成績を見るとこちらの評判もなかなかだったみたい。俺の実家を訪れた帰りだったので、待ち時間の短い方を選んだ結果、「X-MEN:アポカリプス」より先に本作を見ることになってしまった。

さて、ストーリーはというと、正直、途中で何度か気を失ったこともあってあまり良く憶えていないのだが、とにかく主人公の犬二匹の繰り広げる“追いかけっこ”がメイン。追いかける方はいろいろ変わるのだが、いつも首の皮一枚のところで危機を脱することに成功し、最後は愛する飼い主の元に戻ってハッピーエンド。

この逃走劇を繰り返すうちに、当初、反目し合っていた犬二匹の間に友情が芽生える訳であるが、まあ、そんなオチは本来どうでも良いことであり、重要なのはその過程において次から次へと繰り出されるアクションとギャグの数々。おそらくピクサー作品をチャップリンにたとえるならば、イルミネーション・エンターテインメントの作品はバスター・キートンということになるのだろう。

ということで、同時上映の「ミニオンズ:アルバイト大作戦」の方もストーリーらしいストーリーは存在せず、ミニオンズの繰り広げるドタバタ喜劇を見せてくれるだけの作品だったが、こっちはキャラクターがとても可愛いので問題なし。彼等の歌う懐メロを聴けなかったことだけがちょっぴり残念でした。