浅草グルメ・ツアー

今日は、サンルートプラザ東京から帰宅する途中、浅草にある「グリル佐久良」に立ち寄って名物のビーフシチューを食べてきた。

我が家では家族揃って少食なことから、なかなか“グルメ・ツアー”なるものが成立しないのだが、いわゆる“昔ながらの洋食店”で美味しいビーフシチューを食べるというのは俺の長年の夢(?)であり、以前TV番組で紹介された“豆かん”を購入するついでに老舗洋食店として有名な「グリル佐久良」に立ち寄ることで妻と協議成立。

さて、あまり都心に近付いてしまうと駐車場の確保が難しそうなため、四つ木ICで首都高を下りて京成押上線八広駅近くのコインパーキングに駐車。そこから電車に乗って浅草に向かうと、まだ午前中だというのに雷門の近辺は凄い人出であり、「御菓子司 亀十」の前には長い行列まで出来ている。

これはマズいと人混みをかき分けて豆かんで有名な「梅むら」を目指して歩いて行くが、混雑しているのは浅草寺の周辺までであり、言問通りを渡ってしまえば人通りもまばら。ちょっと安心して「梅むら」の店舗前に着くが、店は閉まっており、あわててスマホで確認するとお店が開くのは午後12時30分からとのこと。

仕方がないので、歩いて「かっぱ橋道具街」まで移動し、様々な調理器具や食品サンプル等を眺めながら時間を潰していると次第にお腹が空いてくる。途中、「写楽」という店で買ったたい焼きを妻と半分づつ分け合ってから再び「梅むら」に向かい、ちょっと並んだ後、ようやく豆かんとあんみつを購入することが出来た。

さて、もう一つの目的である「グリル佐久良」はそこから歩いて数分のところであり、店に着いたのは午後1時前くらいだったと思うが、我々の前に並んでいたのは4人だけ。20分くらい待たされてから店内に入り、ビーフシチューとカニクリームコロッケを食したが、その素朴で庶民的な味わいは間違いなく“昔ながらの洋食店”の味であり、大満足で店を後にした。

ということで、帰宅してから食べた豆かんの味も期待どおりであり、今回のグルメ・ツアーは大成功の出来。ちょっと心残りなのは、たまたま目に付いた「写楽」のたい焼きを半分しか食べられなかったことであり、いずれ再訪してあの皮のパリッとした美味しいたい焼きを2、3枚平らげてみたいと思います。