ジャンゴ 繋がれざる者

今日は、娘からのリクエストにお応えし、二人で「ジャンゴ 繋がれざる者」を見に行ってきた。

先週末の土日で娘の引越しも一段落。電気・ガス・水道といったライフラインの手配の他、ネットワーク環境を含む各種家電の配備も概ね完了したが、業者の都合により、残るベッド等の大型家具の搬入は月末になってしまうということで、この一瞬の空白を利用して映画でも見に行こうかということになった次第。

内容は、黒人奴隷制度を題材にしたタランティーノマカロニ・ウェスタンであり、例によって残酷シーン満載。クリストフ・ヴァルツの飄々とした演技が目立つ序盤はそうでもないのだが、レオナルド・ディカプリオが登場するあたりから次第にエスカレートしていき、終盤は流血シーンのオンパレードになってしまった。

まあ、全編にわたりタランティーノらしいユーモア感が漂っているため、一応、最後まで楽しく見続けることは出来るのだが、正直、気の弱い俺にとって、血がドバドバ噴き出す銃撃シーンを見続けることはそれなりの苦痛であり、序盤のジャンゴ&Dr.シュルツによる二人旅の部分をもっと膨らませていただければ、なお有り難かった。

ということで、3年前、娘と一緒に「イングロリアス・バスターズ(2009年)」のDVDを見たときは、“次のタランティーノ作品は、彼女と一緒に映画館で見ることになるのかも”なんて思ったのだが、その予想が現実のものになって、ちょっとだけ感無量。大学生になったら、「パルプ・フィクション(1994年)」でも「キル・ビル(2003年)」でも、思う存分楽しんでください。