カシミール3Dでログを見てみる

俺が購入した「Garmin eTrex Vista HCx」には、歩いた経路を記録する“トラックログの保存”という機能がある筈なのだが、不思議なことに、どこの解説を読んでみても“保存開始”のやり方が書かれていない。

もしかしたら、電源が入っていれば勝手にログを保存する仕様なのかと推測し、先日の鞍掛尾根ではGPSの電源をオンにしたまま持ち歩いていた訳だが、これで本当にログが保存されているのかちょっと心配。そこで、確認のため、カシミール3Dを使ってログをダウンロードしてみることにした。

カシミール3D GPSで山登り」という参考書を見ながらGPSとPCをUSBケーブルで接続すると、確かにGPS内にログが保存されているらしいので、早速、それをダウンロード。カシミール3Dで見てみると、見事、先日歩いた鞍掛尾根のルートがきれいに表示された。しかも、途中でちょっとコースを外してしまったところまで、しっかりと記録されている。

しかし、そういう仕様なんだとすれば、このGPSを購入して以降、自宅でいろいろいじり回していたときのログも保存されている筈と思い、カシミール3Dで自宅付近の地図を表示させてみると、案の定、そこには山のように大量のログが表示されていた。何かとっても無駄なような気もするが、そういう仕様なんだから仕方ない。

ということで、実は、このGPSが家に届いたとき、時刻設定の方法が分からなくて散々悩みまくった挙句、ようやくGPSが勝手に時刻情報を取得してくれるらしいことに気が付いた訳であるが、どうやらこのGPSを設計した人の思考回路と俺のそれとは随分と異なっているような気がする。まあ、今後使い込むことによって、徐々に慣れていくのでしょう。