前々から公開を心待ちにしていた作品であり、公開初日の本日、家族全員で見てきた。
前作から19年ぶりということで、主演のハリソン・フォードも流石に歳をとったが、帽子とムチを身につけたお姿はやっぱり感涙もの。また、シリーズ第一作に登場したマリオン（カレン・アレン）が意外に若々しい容姿で復活してくれたのも嬉しい限りであり、もう、このへんだけでたいていのことは許してしまえる状況へ。
内容は、まあ、いつものとおり敵方（＝今回はソ連の工作員）との追っかけっこがメインな訳であるが、時代のせいか、旧三部作に比べてテンポアップされている印象。ハリソン・フォードが歳をとった分、アクション・パートを担当する新たなキャラクターとしてマット（シャイア・ラブーフ）を投入したのも実にオーソドックスな対策であり、人気シリーズというのはこうでなきゃいけない。
ということで、良くも悪くも期待どおりの作品であり、家族全員で楽しむ作品としてはまずは満足のいく出来だと思う。ラストで、自分の足元に転がってきた例の帽子をマットが拾い上げたときにはエッと思ったが、その後、しっかりインディが取り戻してくれたのでホッと一安心。おかげで、もう１、２本、ハリソン・フォードのインディ・ジョーンズが楽しめそうです。
