受胎告知とロマノフ王朝の秘宝

ゴールデンウィークの最終日、家族で美術館&博物館巡りをやってきた。

最初は、東京国立博物館で開催中の特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」で、何といっても本邦初公開の「受胎告知」が目玉。今から500年程前の作品であるが、これがとっても色鮮やかでキレイ。結構大きな作品なんだけど、細かいところまで実に精密に描かれている。

小雨の中、開演まで30分くらい待たされたんだけど、その価値は十分! 今まで“絵なんて写真で見たって同じ”って思っていたのだが、流石に本物の迫力は凄くて、妻&娘ともども感動させていただきました。

次は、江戸東京博物館の「特別展-ロシア皇帝の至宝展〜世界遺産クレムリンの奇跡〜」。こっちのお目当ては、伝説の宝石細工師ファベルジェが制作した「インペリアル・イースター・エッグ」で、まあ、この卵の存在を知ったきっかけが「名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年)」ってあたりがちょっとなんなんだが….

で、アニメみたいに沢山あるのかなあって期待していたんだけど、実際に展示されていたのは1個だけ。結構奇麗だったけど、ちょっと期待ハズレ。むしろ俺としては、素朴なものから豪華なものまで多種多様に取り揃えられたイコンのほうが興味深かった。

ということで、我が家としては珍しく格調の高い日帰り旅行も、まあ、なかなか面白かった。老後の趣味を増やすためにも、今後ともよろしくご協力願います。>娘