スカイ・ハイ

2005年作品
監督 マイク・ミッチェル 出演 マイケル・アンガラノ、ダニエル・パナベイカー
(あらすじ)
ウィル・ストロングホールド(マイケル・アンガラノ)はスーパーヒーローを両親に持つ超エリート、のはずなのだが、何故か高校生になっても超能力が現れる兆しがまったくない。幼なじみのレイラ(ダニエル・パナベイカー)たちと一緒にスーパーヒーローの学校“スカイ・ハイ”に入学するが、落ちこぼれの彼等は、ヒーロー組ではなく、ヒーローをサポートする役目のサイドキック組に入れられてしまう….


同名の映画は、俺が知る限りでも他に2本あるが、こっちは由緒正しいディズニー制作のコメディー作品。傑作「Mr.インクレディブル(2004年)」と一部内容がカブるためか、日本ではあまり大きく取り上げられなかったようであるが、ネットでの評判が良かったので観てみた。

うん、サイドキック組というのがいいね。最も有名なのは「バットマン」のロビンだろうし、「隠密剣士」なら霧の遁兵衛(古い!)、「ウルトラマン」なら科学特捜隊になるのかな、イデ隊員?

ストーリーの都合上、主人公のウィルはある事件がきっかけで超能力に目覚め、途中からヒーロー組に組替えしてもらえるのだが、映画全編を通してサイドキック組に対する暖かい気持ちは変わりません。彼等がちょっと情けない超能力(照明代わり程度に体が発光したり、モルモットにだけ変身できたりとか….)を駆使して危機を回避するというエピソードもちゃんと用意されていて、まぁ、お約束かもしれないが、とても気持ちよく観終わることが出来た。

ということで、サイドキック組のさらなる活躍を期待して、続編希望! ウィルの「怪力で空も飛べる」という超能力は先日帰ってきた某有名ヒーローと完全にカブってしまうけど、レイラの「植物を自在に操る超能力」っていうのはアニメ以外ではあまり観たことがなかったので、続編ではこっちをメインにして欲しい。

今度は、娘と一緒に観てみよう。