松田川ダムから仙人ヶ岳

今日は、妻と一緒に松田川ダムから赤雪山〜仙人ヶ岳を巡る周回コースを歩いてきた。

今年の歩き始めということで、軽く仕上げるつもりなら茨城県加波山にでも行ってみようと思っていたのだが、正月太りの解消を狙っていたのは妻も同じらしく、もう少しホネのありそうなこちらのコースに決定。午前8時過ぎ、あらかじめ調べておいた小さな展望台の前にある3台ほどの駐車スペースに到着する。

さて、身支度を整えて8時21分に歩き出す。車で走ってきた湖岸の道を少し引き返すと立派な看板の立っている登山口(8時24分)に到着し、そこに入って少々傾斜のきついジグザグ道を上っていく。赤雪山へのメインルートは達磨杉峠からのものだとばかり思っていたが、こちらのルートもしっかり整備されているんだなあ。

傾斜が弱まってからもルートは明確であり、杉林を抜けて雑木林に入ると周囲の雰囲気が一気に明るくなってくる。9時23分に着いた赤雪山(620.6m)の山頂では東屋に入って休憩を取ったが、西方向の見晴らしの無いところが玉に瑕であり、持参したリンゴを一口食べたくらいで再出発。

しばらくの間は平坦な道が続くので、妻と今年の家族旅行や観劇等の予定について相談しながら歩いていたが、アップダウンが出てくるにしたがって自然に口数が減っていく。6年前に一人で歩いたときの記憶はもはや曖昧であり、こんなに長かったかなあと思いながら途中の岩場のところでコーヒーブレイク。

結局、赤雪山から2時間半程かかって仙人ヶ岳(663m。11時57分)に着くが、妻はまだまだ元気そうであり、これなら何の心配も無さそう。昼食用のカップ麺は小さい方のサイズにしたためスープまでしっかり飲み干してしまい、おにぎりとお菓子で空腹を満たしてから12時20分に下山に取り掛かる。

さて、熊ノ分岐(12時45分)〜知ノ岳(12時58分)と進んだところで、“まつだ湖畔キャンプ場”への矢印に従って未体験ゾーンに突入。ハイキングコースと呼ぶには少々無理があるが、踏み跡は思ったよりも鮮明であり、尾根を外れるところにはちゃんと標識(13時15分)も立っている。

その先からは急降下が続くが、まあ、足を滑らせたとしても尻餅をつくくらいなので心配は無用だろう。しばらくすると荒れた林道に着地し、倒木を潜ったり、水量の少ない沢を渡ったりして13時52分にキャンプ場。最後は舗装道路を歩いて駐車スペース(14時3分)まで戻ってくる。本日の総歩行距離は9.4kmだった。

ということで、地蔵の湯東葉館で汗を流してから無事帰宅。今年は俺が定期的に山を歩くようになってから10年目に当たるのだが、歩きたいと思う山が年々遠くなってしまうのが最大の問題点。今年こそ妙高エリアまで足を伸ばしたいと思っているのだが、そこまで片道4時間近く車を走らせる気力が湧いてくるのか、正直、とても心配です。