古賀志山で4本爪アイゼン

今日は、雪の古賀志山で先日購入したばかりの4本爪アイゼンの使い心地を試してきた。

午前中に用事があったため早朝散歩には行けず、お昼過ぎになってから森林公園の駐車場に到着。先週の大雪による倒木のせいで、いつもの林道は歩道部分を含めて通行止めになっており、ダムの周回路を使って北コースの登山口へ向かう。

ルートにはまだ大量の雪が残っており、倒木も目立つが、既に多くの方々が歩いているようなので問題はない。高度が上がるに従って一部凍結しているところが現れるようになるが、いつもより時刻が遅いために日光の当たった部分が溶けはじめており、そんなところがいかにも滑りやすそう。

さて、ほぼいつもどおりのペースで到着した山頂で、早速、4本爪アイゼンを装着してみる。今日はちゃんとした山靴を履いてきたので、直感的に付け方が分かると思っていたのだが、そうは問屋が卸さず、試行錯誤の末、20分くらいかかってようやく装着完了。上ってきた北コースを今度は下りてみる。

当然ではあるが、4本爪アイゼンは土踏まずのところにしか爪がないので、普段意識したことの無い土踏まずの位置を考えながら歩くのはちょっと不思議な感覚。まあ、アイゼン無しでも下りられたと思うが、慣れてしまえばなかなか便利なものであり、おそらく未装着の場合よりも相当早いペースで下りてこられたと思う。

ということで、4本爪アイゼンの使用感は“結構使える”というところ。しかし、下山後、アイゼンを袋に戻そうとしたとき、その袋にアイゼンの装着方法がイラストで説明されているのを発見してしまい、それによると俺の考えた装着方法は間違いだったようです。