根名草山〜温泉ヶ岳

今日は、奥日光にある根名草山と温泉ヶ岳を歩いてきた。

我が家で愛用している「栃木の山140」によると、これらの山は金精から日光沢までの縦走コースとして紹介されており、また、少々藪っぽさそうなイメージもあることからこれまで二の足を踏んでいたのだが、最近、笹薮が刈り払われて歩きやすくなっているというネット情報を発見。それなら早朝散歩代わりに根名草山まで往復できそうということで、午前5時47分に金精トンネル手前の駐車場を出発する。

2年ぶり2回目となる、階段や梯子が続くアスレチックのような急斜面を上って6時4分に金精峠に到着。前回はここを左折して白根山を目指したが、今回は反対方向へ進んでいく。コースは基本的に樹林帯の中に付けられているのだが、所々で湯元方面の見晴らしが良い場所を通過するため、青空の下、雲海の様子が良く見える。

6時34分に温泉ヶ岳への分岐に着くが、眺めが良いらしい温泉ヶ岳山頂は後のお楽しみに取っておき、ここはとりあえず根名草山方面へ。温泉ヶ岳東斜面の深い笹薮の中に付けられたトラバース道は幅が狭く、足を踏み外しそうになる箇所もあるが、ネット情報どおりある程度笹が刈り払われていたのでなんとか無事通過できた。

その先からは気持ちの良い緩やかなアップダウンが続いており、沢を渡った先に避難小屋跡の表示(7時1分)が立っているが、新しい避難小屋(7時9分)はもうしばらく進んだところにある。少し岩っぽくなってきた斜面を上っていくと、7時38分に根名草山の山頂(2,330m)に着くが、休憩は温泉ヶ岳でと決めているので、証拠写真を撮っただけでUターン。

再び避難小屋(8時9分)の脇を通って温泉ヶ岳分岐(8時42分)まで引き返し、笹藪に覆われた急斜面を上がっていくと、ものの数分で温泉ヶ岳(2,333m。8時50分)に到着する。しかし、山頂では作業着を着た方が一人で何か作業をしていらっしゃる様子だったので、お邪魔にならないよう予定を変更して早々に退散。

ということで、結局、金精峠(9時20分)で自宅にメールをしながら一休みしただけで、9時40分には駐車場まで戻ってきてしまった。まあ、ちょっと楽をしすぎたような気もするが、久しぶりの青空の下、往復4時間の早朝散歩はなかなか気持ちの良いものでありました。