この年末年始の休みも基本的に自宅でゴロゴロしていたのだが、妻と初日の出を見に行った元日を除き、古賀志山方面での早朝散歩だけはしっかり続けていた。
特に12月29日、30日それに１月２日の三日間は、ボッカ訓練ということで例の12kg強のザックを背負ってトレランコース（＝ショートの方）や鞍掛尾根を歩き回り、そのせいもあって重さの方には少しずつ慣れてきたような気がする。２時間くらい歩くとザックのベルトが肩に食い込んできて次第に辛くなるが、まあ、休み休みいけばそれなりの距離は十分歩けると思う。
一方、重さよりも気になるのがバランスの問題であり、軽装備のときに比べて後ろに引っ張られる感覚が強いため、どうしても足元がフラつき易くなる。苦手な下りは勿論であるが、両手を使わなければならない岩場の上りも難易度が急に上がったような感じであり、グリップが浅いと怖くて次の一歩が出なくなる。
ということで、中尾根の岩場を上ったときには鎖やロープを頼った上り方に逆戻りしてしまい、体力的にもかなり消耗したような気がする。まあ、春までにはまだ十分時間もあることだし、引き続き地道に経験を積んでいきたいと思います。
