筑波山

今日は、いつかは登ってみようと思っていた茨城県筑波山に行ってきた。

長男がまだ小さかった頃に家族で訪れたことはあるが、何分20年くらい前のことなのでそのときに何をしたのかはほとんど覚えていない。しかし、間違っても自分たちの足で山頂まで登ったことは無い筈ということで、7時58分に市営第三駐車場(@500円)を出発する。

駐車場から登山口のある筑波山神社までは、旅館やお土産店の立ち並ぶ舗装道を歩くのであるが、登山の格好はあまり似合わなそうな雰囲気の故、少々気恥しい。筑波山神社に軽くお参りした後、神社の左手の方にある御幸ヶ原コースの登山口(8時7分)からようやく山歩きが始まる。

とはいっても、ケーブルカーの路線沿いに続く登山道は立派に整備されており、所々にベンチなんかも置かれている。結構急な上りもあるが、そんなところにはちゃんと階段が付けられているので危険性は全く無い。男女川(8時36分)という標識のある所を通過し、8時51分にケーブルカーの山頂駅に着いた。

ここから左手の方へ上って行き、8時58分に男体山の頂上(871m)に到着。ここにも祠があるので、お参りした後、立身石の方向に下りてそこから舗装された自然研究路を一周する。途中にある自然の展望台(9時8分)からは広大な関東平野が一望できる筈なのであるが、今日は曇っていてあまり見通しは利かない。

9時21分に周回を終え、お土産店等の連なる中を東へ進んで行くと、10分程で女体山の山頂(9時32分、877m)に着く。ここが筑波山の最高地点ということで、祠の先にある見晴らしの良い岩場の上には「日本百名山 筑波山」と記された立派な石碑が建てられていた。

帰路は白雲橋コースを選択し、北斗岩、裏面大黒、出船入船、弁慶七戻りといった奇岩、巨石を眺めながら、岩の多い下り坂を下りて行く。御幸ヶ原コースとどっちが急なのかなあ等と考えながら歩いていると、おたつ石コースへの分岐(9時53分)を直進した後、筑波山神社(10時28分)の前を通って、10時34分に市営第三駐車場に戻って来ることが出来た。

ということで、観光地化されたコースであるが、平日ということで比較的静かな雰囲気の中を歩くことが出来たのは大正解。ただし、駐車場から男体山の頂上までがちょうど1時間なのに対し、女体山からの下りに1時間2分もかかっているのがちょっと不思議な気分であり、これって、やっぱり下りが下手ってことなのでしょうか。