高原山(鶏頂山〜釈迦ヶ岳)

今日は、鶏頂山と釈迦ヶ岳を歩いてきた。

鶏頂山への登山口は、日塩有料道路沿いにある赤い鳥居の所か、閉鎖された鶏頂山スキー場の跡地のどちらかを利用するらしいのだが、昔何度か利用させて頂いたスキー場の現状をちょっと見てみたかったので、後者を選択。日塩有料道路からスキー場跡地の駐車場に車を乗り入れ、身支度を整えてから午前6時4分に出発する。

廃屋となった建物の左手に「鶏頂山登拝口」という看板があったので、とりあえずそちらに行ってみるが、そこから先はゲレンデ跡地が広がっており、何処を上れば良いのか分からない。あたりを見渡すと、どうもゲレンデの右側(=大きな鉄製のゲートのある方)に明確な作業道があるようなので、建物の裏側を回ってそちらへと進む。

まあ、とにかくゲレンデ跡地を上って行けば間違いはなかろうということで、その道をどんどん進んでいくと、6時27分にいきなりゲレンデの最上部に到着。予定では枯木沼を経由するつもりだったのだが、どうやら知らないうちにそこをショートカットしてしまったらしい。

コースはここから林の中に入っていくが、道幅は広く、迷う心配もない。大沼入口(6時31分)の標識を通過すると、間もなく祠や鐘のある分岐点(6時42分)に着き、ここは鳥居を潜って右手に進む。このあたりから次第に上りがキツくなってくるが、我慢して歩き続けると、何やら字の彫ってある大岩のところ(6時50分)を過ぎ、6時58分に鶏頂山山頂への分岐点に着いた。

ここから先は左手の見晴らしが広がっている筈であるが、生憎と今日はガスの中で何も見えない。止むを得ず、ひたすら上り続けると7時7分に鶏頂山の山頂(1,765m)に到着。駐車場からちょうど1時間といったところですな。しかし、当然ここもガスの中ということで、証拠写真だけ撮ってすぐに下山。先程の分岐(7時15分)まで戻って、釈迦ヶ岳方面へと進む。

この先も踏み跡は明瞭であるが、所々で道幅が狭くなっており、雪が残っている時期には歩きたくないようなところ。しばらく進んでいくと、弁天池近道分岐(7時20分)、明神岳分岐(7時28分)を経て7時45分に大間々台分岐に辿り着くが、ここから先は昨年11月にも歩いたコースであり、もう山頂は目の前。7時48分に、無事、釈迦ヶ岳山頂(1,795m)に到着した。

ここでしばらく休憩をとるが、山頂を覆ったガスは一向に晴れる気配はなく、前回と同様、山頂からの360°の見晴らしを味わうことが出来ない。まあ、そのうち剣ヶ峰の方からまた登ってみるつもりであり、見晴らしはそのときの楽しみに取っておこう。

休憩の後、下山に取り掛かり、弁天池近道分岐(8時22分)まで戻ってから、右折してその近道に入る。GPSの表示によると地形図に記されたルートより随分と西寄りのところを歩いているようであるが、方向的には間違いなさそうなのでそのまま進んでいくと、8時34分に今朝通って来た祠や鐘のある分岐点にあっさりと到着。途中、大沼(8時44分)まで寄り道をして、9時9分に駐車場に帰って来た。所要時間3時間は、正直、物足りないなあ。

ということで、今日は先日新たに購入したZEN Stone 2GB(ピンク)を持参した訳であるが、駐車場を出発してから帰ってくるまでの3時間、一度もフリーズすることなく耳元でBGMを流し続けてくれた。思ったより所要時間が短かったのも、まあ、そのお陰もあるのかもしれません。