庚申山

5月に入ったので、そろそろ1,000mを超える山にでも登ろうかということで、昨秋行きそびれた足尾の庚申山に行ってきた。

国民宿舎かじか荘の先にある車止めゲート手前の駐車スペースに車を止め、午前6時20分出発。途中、石の積み重なった天狗の投石(6時53分)を右手に眺めながら平坦な林道を延々と歩いて行くと、7時1分に一の鳥居に到着し、この鳥居を潜ったあたりからようやく山歩きらしくなってくる。

とはいっても、沢沿いのルートは比較的なだらかであり、今日のような天気に恵まれた日に歩くのはとてもいい気分。鏡岩(7時19分)の先からは少々上りが急になってくるもののルートは明確であり、夫婦蛙石(7時25分)〜猿田彦神社跡の分岐(7時42分)を通過し、7時46分に庚申山荘手前の分岐に到着。

山荘には帰りに立ち寄ることにし、この分岐から山頂を目指す。小さな鳥居を潜って進んでいくとルートはさらに険しくなるが、要所には梯子や鎖が整備されているのでこれらを使って慎重に上って行けば特に問題はない。裏見の滝(だと思う。)のところでルートが分らなくなり大幅に時間をロスするが、ここは岩壁の一番奥まで進み、水の滴っている先を左方向へ上って行くのが正解。

8時23分にお山巡りコースとの分岐に到着し、ここを左手に進んでいくとようやく岩場が終了し、上りも次第になだらかになってくる。山頂付近は平坦で、一部残雪も見られたが、歩くのには特に支障はない。8時45分に山頂(1,901m)に辿り着くが、ここからの見晴らしはないので、その先の展望の良いところまで進んでから休憩をとる。

さて、帰路は上ってきたルートを降りるだけ。ただし、それだけではあんまりなので、庚申山荘の前の道を通って天下の見晴らし(9時52分)まで往復し、岩の上からの眺望を楽しんでから、11時19分に駐車場へ戻って来た。約5時間のコースであったが、行きと帰りで同じ林道を延々と歩かされるのはちょっと不満かなあ。

ということで、今日もZEN Stone 2GBを持参した訳であるが、今回はあらかじめ新たにフォーマットし直した上で、純正ソフトを使ってCDから直接音楽ファイルをインストールしてみたところ、駐車場から山頂に着く直前までの約2時間、全くフリーズすることなく音楽を楽しむことが出来た。その後は何度かフリーズしたものの、何とか使えそうなレベルなので、とりあえずはこの状態で使用してみることにします。