意外にハードな鳴虫山

お天気は曇りということでイマイチなんだけど、雨は降りそうもないということで日光の鳴虫山に行ってきた。

この山は登山口と終点とが結構離れているため、車をどこに止めるかでちょっと迷ったが、登り終わってからの疲れ果てた姿で市内を歩くのもはばかられることから、終点である憾満ヶ淵の駐車場に車を止め、午前6時45分に歩き始める。

まずは大谷川のほとりを神橋方向に進み、日光市内を約2kmほど歩いて登山口へ。途中から住宅地に入り込むものの、表示はバッチリなので迷う心配はない。7時7分頃に一般住宅の向い側にある登山口に無事到着した。

最初の目的地は標高842mの神ノ主山。もう体は暖まっており、このまま一気にっていうつもりで登り始めたのだが、これが意外にしっかりとした登り坂が続いており、ちょっと調子が狂う。何度か立ち止まって呼吸を整えながら、7時34分にようやく神ノ主山山頂に到着した。

続いて鳴虫山を目指すが、どうもいま一つ調子が掴めない感じで、いつもより余計に疲れるような気がする。一つの坂を登りきると、また目の前に次の登り坂っていうパターンを何度か繰り返した後、“あの坂の上が頂上じゃなかったら、ちょっとガッカリするなあ”と思いながら登った所が鳴虫山の山頂(標高1,103m)だった。

時刻は8時20分くらいで、登り始めてから1時間10分強。展望台のところで一休みしてから下山に取りかかる。合峰、独標というところを経由して下って行くんだけど、これまたしっかりとした下り坂の連続であり、ちょっと気の抜けない感じ。午前10時ちょっと前に出発地点まで戻ってこられたんだけど、コースは当初予想したよりもシビアだったというのが正直な感想で、町中の低山だからといってバカにはできません。

ということで、今日のiPodは、最初、市内を歩いたときと、終点付近にある発電所の手前あたりからBonnie Raittのライヴ盤「Road Tested」を拝聴。彼女もデビューしてから30年以上の大ベテランになった訳であるが、若々しいハスキー・ヴォイスは今だ健在であり、可愛らしかった頃の彼女の顔を思い浮かべながら聴いていました。