白根山

今年の夏の目標の二つ目、日光の白根山に登って来た。

この山は、以前、家族と一緒に丸沼高原スキー場のほうからロープウェイを利用して登ったことがあるが、そのときは山頂の一つ手前のピークまで行きながら“ここでいいや”ということで山頂を断念したという苦い記憶があり、まあ、茶臼岳、切込湖・刈込湖に続く三回目のリベンジということになる。

今回はロープウェイは使わないということで、菅沼登山口の駐車場を6時30分出発。最初の目的地である弥陀ヶ池までは結構キツい登りが続き、先日の切込湖・刈込湖や高山とは明らかに異なった雰囲気を感じさせる。しかし、2年前に男体山を登ったときに比べれば体力的にも装備的にも格段に(?)アップしているハズ、と自分に言い聞かせながら登り続け、7時45分にようやく弥陀ヶ池に到着した。

ここから目の前にそびえる白根山の山頂を目指す訳であるが、山道の傾斜はこれまでにも増してきつく、場所によっては必死の思いで岩を攀じ登らざるを得ないような所もある。まあ、それでも何とか頑張って8時40分に山頂到着。ただし、山頂は割と狭いので、証拠写真を撮っただけで早々に退散し、2年前のときにも来た神社のところまで下り、そこで休憩にした。

帰路は避難小屋〜五色沼を経由して弥陀ヶ池へ向かい、そこからは来たときと同じ山道を戻って11時25分に駐車場到着。弥陀ヶ池からはこれから登ろうとする方々と何度となくすれ違ったため、これなら熊の心配は無用ということで、例によってiPodを聴きながら歩いた。今回聴いたのはJethro Tullの「Thick As a Brick」で、やっぱり俺には小鳥の鳴き声よりもイアン・アンダーソンのフルートの音色のほうが励みになります。