羽黒山

今日は、妻と一緒に旧上河内村にある羽黒山を歩いてきた。

年末年始の古賀志山での早朝散歩(=トレランコース、古賀志山大神〜対面岩、中尾根を各1回ずつ)を除くと今年の歩き始めということで、適当なコースを物色していたのだが、明日の東京行きを考えるとあまりハードな山行は無理。数年前に車で訪れた羽黒山ならあまり妻の負担にならないだろうし、初詣代わりにもなるかと考えて午前9時過ぎに「ユッピーの森」の駐車場に着く。

駐車場の向かい側には、羽黒山の名物の一つである“だいだら岩”への入口の標識が立っており、9時24分にそこへ入って山歩きスタート。階段状のルートを上っていくと9時31分に公園の最上部に到達するが、その先にも“だいだら・ユッピー”の標識は点々と続いており、それにしたがって樹林帯の中の明瞭な踏み跡をたどっていく。

9時55分に着いた分岐を左に入ると、小さな石の祠の先を下ったところにあるのが正式名称“だいだら坊の岩”(10時00分)であり、まあ、この程度の岩であれば古賀志山にはゴロゴロしているねえ、と妻と率直な感想を述べ合った後、先程の分岐(10時7分)まで引き返す。

今度はその分岐を右に入ると「だいだら坊の岩入口」の看板(10時12分)が立っているところで参道に合流。想像したよりもきちんと整備されているなあと感心しながら参道を歩いて行くと、カラッソ坂(10時21分)を経て10時34分に羽黒山神社に着く。GPSの表示によると山頂はその先のピーク(10時40分)の方らしいのだが、NHKの高いアンテナが建っているくらいで、山頂を示すようなものは見当たらなかった。

その後、羽黒山神社のあるピークまで引き返し、“力持ち”の彫刻や8分咲きのロウバイを眺めたりしながら一休み。すると、来るときは閉まっていた羽黒山荘「田楽茶屋」が営業を始めていたので、予定を変更して見晴しの良い座敷に上がり込み、手打ちそばやいも串等でのんびりと昼食を取った。

さて、田楽茶屋を12時13分に出発した後は素直に参道を進み、だいだら坊の岩入口(12時23分)〜朝水舎(12時28分)〜赤い鳥居(12時38分)と歩いて12時43分に参道入口まで下りてくる。その後は舗装道路をテクテク歩いて13時2分にユッピーの森の駐車場に到着。本日の総歩行距離は6.6kmだった。

ということで、少々楽をし過ぎた感はあるものの、県内の山には珍しく山頂付近に食事を取れるお店があるのは嬉しいし、ロウバイの花も楽しめたということで本日の山歩きも、まあ、大成功と言って良いだろう。日帰り入浴に利用した「梵天の湯」も、十分に合格点を差し上げられる内容でした。