久しぶりの女峰山

今日は、休みを取って久しぶりに日光の女峰山を歩いてきた。

昨日は、早朝からW杯の“イングランドvs.イタリア戦”と“コートジボワールvs.日本戦”のTV生中継があったので、山歩きはお休み。しかし、折角の梅雨の晴れ間を利用できないのは残念過ぎるということで、あらかじめ月曜日に休暇を取っておいた。

肝心の目的地であるが、2011年8月以来ほぼ3年ぶりとなる女峰山を選択。志津乗越の駐車場が使えなくなってしまった現在、霧降高原から歩くルートと黒岩尾根をたどるルートが有力候補になるが、両方とも過去にピストンで歩いたことがあるということで、今回は後者で上って前者で下りることにした。

さて、4時16分に滝尾神社の駐車場を出発し、行者堂(4時21分)の裏手から登山道に入る。天気は上々であり、次第に日差しが強くなってくるものの、木陰に入ってしまえばそう暑さは感じない。そんな中を林道(4時36分)〜殺生禁断境石(4時43分)〜稚児の墓(5時8分)〜水場分岐(5時27分)〜白樺金剛(5時49分)〜八風(6時21分)と歩いて、6時33分に黒岩(遥拝石)に着いた。

この先の急登に備えてここで最初の休憩を取るが、圏外らしくて自宅への経過報告は失敗。仕方が無いのでさっさと先に進み、箱石金剛(7時12分)〜唐沢避難小屋(7時34分)と歩いて、8時3分に山頂(2483m)到着。青空の広がった山頂は最高の気分であり、先日の磐梯山とは大違い。少々の後ろめたい気持ちを秘めて妻あての経過報告を済ませ、8時26分に山頂を後にする。

往路の黒岩尾根に関しては4年前の記憶がかなり鮮明に残っていたが、復路に関する5年前の記憶はかなり曖昧。ハイマツ帯の先にあったガレた急斜面で肝を冷やし、水場分岐(9時7分)を左に入って水場の状況(=少々頼りないが給水は十分可能)を確認した後は、一里ヶ曽根(9時17分)〜奥社跡(9時49分)と進み、巻き道分岐(10時18分)を直進して10時19分に2度目の赤薙山(2010m)。

“天空回廊”の好影響か、赤薙山の先からはスレ違う登山者の数が急増するが、登山道の荒れ方は尋常ではなく、早急に何らかの手当が必要なレベルだろう。あれでは、ちょっとしたハイキング気分で上ってきた人達は閉口してしまうだろうなあと思いながら、焼石金剛(10時36分)〜キスゲ平(10時54分)と歩き、11時12分にレストハウスに到着。本日の総歩行距離は15.5km、水消費量は約1.8リットルだった。

ということで、その後はレストハウスで身支度を整えてから、11時55分のバス(=Suica利用可)に乗って東武日光駅へ向かい、そこから滝尾神社の駐車場まで小1時間歩いて本日のミッションは全て完了。帰宅後、昔の記録と比較してみたところ、往路は4年前より4分、復路では(天空回廊のおかげもあって)5年前より30分短縮されており、今のところ体力の衰えは認められないという大満足の結果になりました。