多気山

今日は、妻と一緒に宇都宮市内にある多気山を歩いてきた。

この山は、自宅から古賀志山へ向かう途中にあるのだが、まあ、あまりにもお手軽すぎるということもあって、これまでなかなか食指が動かなかった。しかし、先日の地元紙に“頂上付近の樹木が伐採された”との記事が掲載され、それを読んだ妻が興味を示したことから、年末の休みを利用して出掛けてみることにした次第。

さて、参道の途中にある市営駐車場に車を止め、午前10時16分に出発すると、そのすぐ先の左手に登山道の入口がある。そこを入ると、なだらかな山容から想像していたのよりやや傾斜の強いルートが続いているが、薄暗い杉の樹林帯の中ということもあって、雰囲気はあまり宜しくない。

そんな中をしばらく上っていくと樹木が切り払われた場所に着き、その先には小高くなった山頂部分も見える。まあ、周囲が明るくなったのは嬉しいのだが、残された切り株の数から推測しても相当たくさんの木々が伐採されたらしく、ちょっと複雑な気持ちを抱えながら最後の斜面を上って行く。

帰宅後に調べたところによると、たどりついたのは御殿平(10時41分)と呼ばれる場所であり、ここからは宇都宮の市街地を一望できるのだが、山頂(376.9m。10時48分)を示す三角点と山名板はその少し奥の木々の間にあった。

ということで、その後、山頂付近をのんびり探検した後、多気不動尊(11時30分)経由で駐車場(11時45分)まで戻ってきた。GarminGPSは持って行かなかったので、Galaxy SにインストールしてあるYamaNaviでログを取ってみたのだが、案外キレイに記録出来ていたようです。