女峰山〜帝釈山

梅雨の晴れ間を狙って、日光の女峰山に行ってきた。

きっと考えていることはみんな一緒だろうと思い、早起きをして午前6時ちょっと前に志津林道ゲート前の駐車スペースに到着。ここはあらかじめネットで調べておいた場所であるが、実際に来てみるとせいぜい車3台分くらいのスペースしかない。幸い、俺は2番目だったので問題なく駐車できたが、遅い時間の場合は手前の志津乗越に止めた方が良さそうである。

ここで身支度を整えてから、6時2分に出発。最初は林道をテクテク歩くことになり、途中、清滝方面への分岐を通り過ぎて、6時30分に登山道の入り口に到着する。ここを右手に入ると5分くらいで涸れ沢まで降りてくることが出来、合流する二つの沢を横切って向こう側に渡るとようやく上りが始まる。

ネットでは砂防ダム工事用の軌道が目印になるという書込みがあったが、既に工事は終了し、軌道も撤去された後のようでその形跡は全くない。しかし、涸れ沢の左岸に付けられた登山道は明確であり、道に迷う心配もない。

7時12分に唐沢小屋への標識があるところ(=沢の反対側にも標識が見える。)で涸れ沢を横断すると、間もなく水場(7時14分)に着くが、今日はポカリ1本と水2本を持参しているため、ここでは一口手にすくって味を確かめただけ(=俺には水の味は全然わかりません。)で先に進む。

その後も相変わらずの上り道を、時々足を止めて呼吸を整えながら上って行くと、7時24分に唐沢小屋に到着する。しかし、既に先客が数名いらしたのでここでの休憩を断念してさらに先に進むと、間もなくガレ場(7時31分)に出るが、ここは左側にルートが出来ているという事前情報に従って無難に通過。7時49分にようやく女峰山の山頂(2,483m)に到着することができた。

途中、数組の登山客を追い越してきたおかげで、山頂には誰もいない。何度か写真で見たことのある男体山大真名子山、小真名子山がズラリと並ぶ景観をゆっくり楽しみながら、ここで本日最初の休憩をとった。しばらくするとやはり単独行の男性が上って来たので、軽く挨拶をして再出発。

次の帝釈山へは狭いやせ尾根が続いているが、今日は風もなく、足元も乾いているので特に問題はない。専女山(8時8分)という標識のあるピークを通過し、8時18分に帝釈山に到着。ここも無人であるが、もう休憩は十分ということで、早々に下山に取りかかり、見通しのない樹林帯を下って8時57分に富士見峠へ。

ここからは延々と林道を歩き、今朝通った登山道入り口(9時40分)を経由して、10時5分にゲート前の駐車スペース(=俺の車を含め4台駐車しており、もう限界。)に戻って来た。全体で4時間少々の山歩きは山頂からの見晴らしは最高であるが、ちょっと林道部分が長いのが玉に瑕。女峰山の山頂には霧降スキー場の方から赤薙山経由で上るコースもあるらしいので、今度は是非そちらを挑戦してみたい。

ということで、今回は、先日ヤフオクで購入したばかりのサポートタイツ(ワコールのCW-Xスタビライクスモデル)を初めて着用してみた。まだ膝痛に悩まされている訳ではなく、ほんの気休め程度と考えていたのだが、使ってみるとこれがなかなか快適で足が軽くなったような感じ。意外に効果的なのかも知れません。