ハワイ旅行(出発まで)

子供が何歳になったら家族で海外旅行にいくか?

あまり小さいうちだと子供自身が旅行を楽しめないでしょうし、せっかく連れていっても後で「全然覚えていない」ということになってしまいます。また、そうかといってあまり慎重になりすぎると、あっという間に大きくなって「親となんか行きたくない」なんて言い出しかねません。

そこで、我が家(以下「N家」と記することにします。)では、2年程前に「長男が小学6年生、娘が幼稚園の年中さんになったら、海外旅行に行こう」ということに決定しました。

目的地は「ハワイ」。子供をあまり長時間飛行機に乗せるのは避けたいですし、観光だけの旅行ではすぐに飽きてしまうでしょう。それと、十数年前の新婚旅行の帰りにハワイに少しだけ立ち寄ったのですが、そのとき妻が「また来たい」と言っていたのを優しい夫は覚えていたのです。

それから2年間が経過し、いよいよ目標だった1999年になりました。ゴールデンウィークが終わった頃、やはり最初は信頼できる旅行会社にということで、N家の人々はJTBに出向き、いろいろ相談した結果、ちょっと4人家族には贅沢ですが「5泊7日ワイキキ・ビーチタワー泊」というコースに決定しました。

その後、パスポートの申請をしたり、トラベラーズチェックを購入したり等々、着々と旅行の準備を進めます。そうそう、パスポート用の写真を撮りに行ったとき、娘がどうしても笑顔でピースサインになってしまうので、ちょっと困りました(^_^;)

ところが、途中から妻の両親(以下「M家」と記することにします。)が同行することになったため、急遽日程の変更が必要になりました。しかも、変更後の日程ではワイキキ・ビーチタワーの空きがないことが判明し、計画は最初からやり直し。結局「4泊6日ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ泊」ということになりました。

まぁ、そんなゴタゴタもあったのですが、なんとか出発日を迎えることができました。N家のワゴン車にN家とM家の人々計6人が乗り込み、成田空港を目指します。空港のちょっと手前で妻の知り合いから教えてもらった駐車場に立ち寄り、係りのおじさんを乗せて空港に到着。人と荷物を降ろした後、係りのおじさんがワゴン車を駐車場まで運んでくれるので、荷物の積み降ろしが1回で済み、とても便利です。

さて、最初の、そして最大の心配事は「飛行機の中で娘がおとなしく寝られるか」です。長男は飛行機は2回目ですし、退屈なときはどこででも寝られるという特技があるので、あまり心配しませんでしたが、娘は飛行機初体験の上、少し寝付きが悪いところがあるんですよ。

でも、そんな心配は全く無用でした。空港ではしゃいで疲れたせいもあるのでしょうが、機内が暗くなると妻の膝を枕におとなしく寝てくれました。