シュラスコを餌に両崖山

今日は、妻&娘と一緒に足利市にある両崖山を歩いてきた。

9月の立山で山歩きの楽しさを“満喫”してしまった娘は最近ちょっと冷たくて、なかなか山歩きに付き合ってもらえない。そこで何とか彼女を引っ張り出そうと考え出したのが今回の企画であり、足利の山を歩いてお腹を空かせた後、本場(?)の群馬県大泉町ブラジル料理を楽しむという豪華メニューに娘も快諾。

さて、午前9時前に着いた織姫公園のもみじ駐車場は既に満車であり、神社のすぐ隣にある駐車場の方も一杯ということでちょっと困ってしまったのだが、もみじ駐車場の奥にもう一つ別の駐車場があることを発見して事なきを得る。そこで身支度を整えて9時9分に出発。

紅葉はほぼ終わりかけているが、晴天無風という山歩きには絶好のコンデションの故、我々以外にも大勢のハイキング客が山歩きを楽しんでいる。そのほとんどは俺と同じ、若しくはもう少し年上の中高年者であり、娘のような若い女性が歩いているのが珍しいのか、“どちらまで?”とか“どこから来たの?”等々、度々声を掛けられるのが面白い。

そんな質問に“ちょっとそこまで”と曖昧な答えを繰り返しながら歩き続け、最後は石の階段を上って10時19分に両崖山(251m)。物足りないようだったら天狗山ハイキングコースに突入かと思っていたが、“筋肉が落ちてしまった”と笑う娘は大満足のご様子であり、30分弱休憩した後、再出発(10時44分)。そのまま往路を引き返して11時46分に駐車場まで戻ってきた。

さて、本日のメインイベントはこれからであり、太田市の「天然温泉湯楽部」で汗を流した後、お目当ての「レストラン・ブラジル」へ向う。この店はTVの「孤独のグルメ」でも取り上げられていた有名店なのだが、ちょっとお昼時を外したのが奏功したのか、1台分だけ空いていたスペースに車を止めると、待つこともなしにテーブル席に案内される。

注文したのは、シュラスコにステーキ、牛カツといったいつもなら持て余してしまうようなヘビーな肉料理であるが、あっさりした味付けの赤身肉は適度の歯応えがあって我が家の好みにピッタリ。ここまでお腹を空かせてきた甲斐もあって全員めでたく完食し、これまた一同大満足で家路についた。

ということで、カロリー収支を考えると間違いなく大幅な黒字(=過剰摂取)になってしまったが、まあ、たまにだったら良いだろう。とりあえず、今回で娘の弱点(=肉料理に弱い。)は把握できたので、今後も同様の企画で彼女を山歩きに引っ張り出したいと思います。