夕日岳を三枚石新道から

今日は、手頃なロングコースの第三弾として古峰ヶ原の周回コースを歩いてきた。

具体的には、今年の2月6日に歩いた三枚石新道〜古峰ヶ原峠のルートと一昨年の11月22日に歩いた地蔵岳〜夕日岳のルートをまとめて歩いてしまおうというものであり、全体の歩行距離は20kmくらいになる見込みである。

さて、午前6時過ぎにいつもお世話になっている古峰神社の広い駐車場に着くが、時刻が早過ぎたせいか、入口にはチェーンが張られたままで中に入れない。どうしようかと迷いながら三枚石新道の入口付近まで来てみると、幸いそのすぐ手前の路肩に車を止められるくらいのスペースがあり、そこに駐車させていただいて6時28分に出発。

前回、慣れない雪道でのルートファインディングにかなり手こずったことを思い出しながら尾根伝いに上っていくが、今回は途中で左手にトラバースするポイント(7時16分)を見逃すこともなく、7時33分に三枚石に到着。ほぼルートどおりに正しく歩けたので、ちょっとだけ良い気分に浸る。

三枚石の前後は薄っすらと雪が積もっていたが、スニーカーでも歩行には全く支障はなく、7時54分に古峰ヶ原峠に着く。ここから先は初めて歩く区間であるが、事前学習どおりに車道をしばらく西に向かって歩いていくと“カーブ40”の標識(7時58分)のところに右手に入るハッキリとした分岐があり、“行者岳入口”というカワイイ看板も立っていた。

今日は上空は青空なのだが、北西から吹く風が相当強いため、落葉した雑木林を通り過ぎるゴーゴーという風の音が物凄い。寒くなってきたので行者岳(1328m。8時31分)の頂上でフリースの上からレインスーツの上だけを着込み、大岩山(8時55分)〜唐梨子山(9時16分)と道幅の広い明確なルートを進んで、9時32分にハガタテ平に着く。

約2年ぶりではあるが、地蔵岳へと向かうほぼ真っ直ぐな登山道には確かに見覚えがあり、ここを上って9時54分に山頂に到着。さらに三ツ目(10時7分)の分岐を通り越し、10時19分に本日の最終目的地である夕日岳に着いた。ここで随分と白くなった日光の山々を眺めながら小休止。

予想していた時刻よりちょっと早めではあるが、今日は娘が一人で留守番していることもあり、当初の予定どおりここから古峰神社方面へ直行することとし、三ツ目(10時38分)〜地蔵岳(10時50分)〜ハガタテ平(11時7分)〜地蔵岳登山口(12時6分)と進み、最後は車道を歩いて12時11分に車を止めておいたところまで戻ってきた。

ということで、自宅に戻ってから確認したGPSによる歩行距離は19km強と、残念ながら予定していた20kmには僅かに届かなかった。一方、所要時間は5時間43分であり、おおよそ6時間歩いて20kmというのが俺の(軽装備での)歩行スピードということになるようです。