ブラック・ウィドウ

今日は、妻&娘と一緒にマーベル映画の最新作「ブラックウィドウ」を見てきた。

本作もコロナ禍の影響で公開が伸々になっていた作品の一つであり、何はともあれ映画館のスクリーンで拝見できるようになったのは有り難い限り。しかし、問題なのは例のDisney+との関係であり、県内の劇場で公開してくれるのは足利と那須塩原の2館だけ。仕方がないので、映画鑑賞後のちょっぴり豪華(?)なランチで妻&娘の歓心を買うという一計を案じ、高速道路を使ってフォーラム那須塩原へと向かう。

さて、MCUにおける本作の時代設定は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)」の直後に位置付けられているそうであり、ソコヴィア協定違反で指名手配中のナターシャが、かつて自分も所属していたことのあるスパイ養成機関“レッドルーム”の総帥であり、以前、娘もろとも殺害したと思っていた仇敵ドレイコフとの最後の決着を付けるというストーリー。

面白いのは、彼の居場所を突き止めるために、少女時代にロシアのスパイとして米国オハイオ州で一緒に暮らしていた“疑似家族”のメンバーと再会を果たすところであり、母親役のメリーナ(レイチェル・ワイズ)と妹役のエレーナはともにレッドルームの卒業生。また、父親役のアレクセイの正体はロシアが生み出したスーパーソルジャー“レッド・ガーディアン”であり、本人の話によるとキャプテン・アメリカとも対決したことがあるらしい。

彼らとの共同生活は3年間に過ぎなかったが、本当の家族の温かみを知らずに育ったナターシャにとってみれば彼らは特別な存在であり、まあ、ザック・スナイダーが監督を務めていれば疑似家族内における愛憎入り混じった血みどろの死闘を見せてくれたのだろうが、本作を任された女性監督ケイト・ショートランドが採用したのはそれとは真逆のホームコメディ路線。

おそらく、このへんがマーベルの少々青臭い“理想主義”の現れなのだろうが、正直、個人的には大賛成であり、家族全員一人も欠けることのない最高のハッピーエンドは、コロナ禍の憂鬱な気持ちをきれいに一掃してくれる。特にエレーナ役のフローレンス・ピューは2代目ブラック・ウィドウにピッタリであり、今回、無事救出されたウィドウ集団共々、次期アベンジャーズ・シリーズで大暴れすることを期待したい。

ということで、妻&娘の評価も上々であり、結局、“一計を案じる”必要は全く無かった訳であるが、鑑賞後に再訪した「パパシュネル」のランチはやはり絶品。おかげで誠に充実した一日を過ごすことができたものの、正直、マーベルやピクサーを含むディズニー映画が公開される度に那須塩原まで足を運ぶのはちょっと大変であり、今後、“Disney+問題”が速やかに解決されることを強く望みます。