尾瀬ヶ原のミズバショウ、再び

今日は、妻と一緒に群馬県尾瀬ヶ原を歩いてきた。

5月は妻の誕生月であり、いつもなら東京ディズニーランド方面に遊びに行くところなのだが、コロナ禍の影響で引き続きの“自粛”はやむを得ないところ。その代わりに彼女からリクエストされたのが尾瀬ヶ原ミズバショウ見物であり、お安い御用ということで午前6時過ぎに戸倉の第一駐車場に到着する。

無風快晴という絶好のハイキング日和であるが、平日ということもあって駐車場はまだ三分の一くらいしか埋まっておらず、マイクロバスに乗り換えて3年ぶりとなる鳩待峠へ。身支度を整えて7時10分に歩き出すが、周囲の人影は疎らであり、これなら静かな山歩きが楽しめそう。尾瀬ヶ原に向かう木道上に積雪は残っておらず、一足早いミズバショウの出迎えを受けた後、8時1分に山ノ鼻に着く。

ここから先、しばらくの間はミズバショウの世界が広がっており、清楚な白い花が広大な湿原を埋め尽くしている。近寄って見るとやや成長しすぎた株が目立つ故、最高の状態は幾分過ぎているのだろうが、青空の下で眺めるこの美しく開放的な風景はコロナ禍による憂鬱な気分を一掃してくれる。

そんな最高の雰囲気の中を牛首分岐(8時49分)~竜宮(9時32分)~ヨッピ吊橋(10時17分)~牛首分岐(11時3分)と周回し、11時47分に山ノ鼻まで戻ってくる。のんびり歩いたおかげで再出発(12時19分)後も妻の歩行スピードが落ちることはなく、13時26分に鳩待峠に戻ってくる。本日の総歩行距離は17.1kmだった。

ということで、再びマイクロバスに乗って第一駐車場まで引き返し、日光市内でニルヴァーナのチーズケーキを購入してから無事帰宅。残念がら大堀川周辺のミズバショウは見頃を過ぎていたが、至仏山と燧ヶ岳の美しい姿を眺めながらのハイキングは爽快そのものであり、これからも繰り返し訪れることになると思います。