那須どうぶつ王国でスナネコ見物

今日は、妻&娘と一緒に那須どうぶつ王国でスナネコの赤ちゃんを見てきた。

大人気の故、待ち時間が長いという話を聞いてしばらく敬遠していたのだが、そろそろ赤ちゃんも大きくなって人気も沈静化してきただろうと思い、久しぶりに那須どうぶつ王国のHPを確認。すると、驚いたことに7月9日に新しい赤ちゃんが生れたそうであり、嬉しいような困ったような少々複雑な気持ちで現地へと向かう。

さて、開園時刻の午前9時を少し回った頃に到着したのだが、駐車場はまだ3割程度の入りであり、どうやら第一次ブーム時のような大混雑(?)は避けられそうな予感。オンラインで購入しておいたチケットを提示して入園すると、そのすぐ先でスナネコ見物の整理券を配布しており、それを受け取ってそのまま行列の最後尾に並ぶ。

幸い待ち時間は20分程であり、前のグループに続いて2匹のスナネコと念願のご対面。手前にいるのが4月に生れた方であり、“アミーラ”と名付けられたそうであるが、動きが活発なためになかなか上手くカメラに収まってくれず、あっという間に制限時間の30秒が過ぎてしまう。

その隣にいるのが7月に生れた“赤ちゃん”であり、さすがに身体は一回り以上小さいが、こちらも元気いっぱいに歩き回っている。一般の猫に比べると耳の付き方に特徴があり、それを後ろから眺めるといっそう“頭でっかち”に見えるのがご愛敬。やはり写真は上手く撮れなかったが、また数年後にでも成長した姿を見てみたいと思う。

その後はレッサーパンダマヌルネココツメカワウソカピバラハシビロコウジャガー等々と見て回る。上野や多摩に比べると規模は圧倒的に小さいが、人気のある動物を選んで展示しているような印象であり、まあ、“あざとい”という見方もできるのだろうが、便利と言えば便利。

その後、ワンニャンバスに乗ってスカイスタジアムという場所に移動し、“フリーフライト バードパフォーマンスショー”を見学。実は、この王国には子どもたちが小さかった頃に何度か訪れている筈なのだが、この猛禽類のショーを拝見して、ようやくそのときの記憶が蘇ってきた。

さて、まだまだ見ていないところは多いのだが、本日の第二の目的は美味しいランチを頂くことであり、早々に退園して12時半頃に「パパシュネル」というこぢんまりとしたレストランに移動。娘からのリクエストは“ステーキ”だったのだが、小食の彼女にボリュームは不要であり、量より質で選んでみたのがこの店だった。

さて、俺と妻はランチセットのビーフシチューとハンバーグを、娘はサーロインステーキを注文したのだが、事前調査のとおり味は最高であり、家族揃って大満足。那須街道からちょっと離れているため観光客の喧噪とも無縁であり、静かな環境の中、ゆっくりと美味しいランチを楽しむことができた。

ということで、東京都民の皆さんの“自粛”のおかげで通常に比べて都内ナンバーの車はかなり少な目であり、動物園やレストランがそれほど混雑していなかったのはその影響もあるのだろう。しかし、今の政府にGo Toなんちゃらを中止・延期するつもりは無さそうであり、この静けさが続くのもあとほんの少しのことなのでしょう。