ディズニーシーと多摩動物公園(第2日目)

今日は、初めて訪れる多摩動物公園を一日楽しんでから帰宅する予定。

長男が小さかった頃から一度行ってみたいと思っていたのだが、当時はカーナビのような便利な道具は存在しなかったこともあり、今日まで果たせずにいた。正直、家族に提案した時点では舞浜から車を走らせることになるとは思ってもいなかったが、幸いGW2日目の首都高は空いており、開園時刻の午前9時を少々過ぎた頃に到着。至近の駐車場はどこも満車だったが、ちょっと離れたところにはまだ十分空きがあった。

さて、入口のゾウさんの前で記念写真を撮ってから園内に入ると、どうやら敷地は予想したより広そうであり、丘陵地の斜面を利用していることもあって運動不足気味の娘にはちょっとキツイかもしれない。そこで、急遽シャトルバスを利用するプランに変更し、小型のバスに乗って丘の中腹にある“アジアの平原”へ直行!

そこからオオカミやレッサーパンダ等を見学しながらゆるやかな斜面を歩いて行くと、本日の最初の目的であるユキヒョウ舎に到着。その太くて短い前足と長~い尻尾の組合せは厳しい岩場での暮らしに適応した結果なのだが、脳天気な我々にはまるで“ぬいぐるみ”のように可愛らしく見えてしまうのが困りもの(?)。本人が知ったらきっと気を悪くするだろうなあ。

次にオランウータンを見に行くが、人気の“スカイウォーク”が始まるまでにはまだ時間があるので、先に丘の頂上にある“みはらし広場”で格好の良い2羽のワライカセミを見学。おそらくこれほど大きくも派手でもないのだろうが、一度、野生のカワセミの姿を見てみたいものである。

さて、再びオランウータン舎の前に引き返すといよいよスカイウォークの始まりであり、(強制された訳でもないのだろうが)一匹の年若そうなオランウータンが約15mの高さにあるロープを伝ってオランウータンの森に帰って(?)いく。それに続くのはまだ幼い赤子を連れた母猿であり、う~ん、彼らにとってそこから落ちるというのは全くの想定外なのだろう。

次のお目当てはコアラ館だったが、正直、ほとんど動かないので見ていてあまり面白いものではない。それに対し、意外に妻&娘に好評だったのが“モグラのいえ”であり、ガラスやビニール管で作られた巣の中を動きまわるモグラの様子をじっくり観察。モグラに関する誤った情報の蔓延を嘆くモグラ先輩のお言葉も面白かった。

そして、本日一番の目的はチーターと共にアフリカ園の大トリを務めるサーバル君であり、昨年11月に生まれたばかりという双子は期待していたとおりとても可愛らしい。何を見つけたのかは知らないが、二人して一生懸命に地面を掘り返している様子を何枚も写真に収めさせて頂いた。

結局、娘が意外な頑張りを見せたことから、昆虫館(=娘は大の虫嫌い。)を除いてほとんど全ての動物を見学することが出来たのだが、インドサイやライオンなど他の動物園ではいつも寝そべってばかりいる動物たちが元気に動き回っている様子を見られたのはちょっと感動的。やはり広い敷地を活かした自然に近い飼育方法が効果的なんだろう。

ということで、GW2日目にもかかわらず、園内そして帰りの高速道路も混雑とは無縁であり、圏央道東北道と順調に車を走らせて無事帰宅。例によって少々ハードスケジュールではあったが、大混雑に悩まされることもなく、とても快適に楽しい二日間を過すことが出来たのは幸運なことであり、GW後半戦もこの調子で乗り切りたいものです。