鞍掛尾根後半戦

今日は、前の週に引き続き、妻と一緒に鞍掛尾根の後半部分を歩いてきた。

あいかわらず気温の低い日々が続いており、雪山に行く気力も湧いてこないので近場の徘徊でお茶をにごすことにしたのだが、今回のスタート地点となる鞍掛山登山口付近の駐車スペースには既に2台の車が止まっており、我々も素早く身支度を整えて午前8時44分に歩き出す。

さて、妻とこの山を歩くのはこれが2度目だが、6年近く昔になる前回に比べると妻の成長ぶりは明らかであり、ほとんど立ち止まることもなく分岐点(9時2分)〜大岩(9時28分)。今日は思ったより風が穏やかであり、ここでゆっくり休憩を取るには最高のコンディションなのだが、まだ疲れていないというので数分ほど景色を眺めたくらいで9時38分に鞍掛山(492.4m)。

前回はここから岩コースを使って下山してしまったが、今回は山頂の先の分岐をそのまま直進。やはり、北向きになることの多い下り斜面には固く凍った雪が残っている箇所もみられるが、そんなところはコースから外れて雪の無いところを下りてしまえば無問題であり、結局、今回は持参した軽アイゼン等の出番は一度もなかった。

好展望のシゲト山(10時5分)を過ぎると猪倉峠(10時30分)へ向って長い下りが続くが、その手前付近から杉林の伐採が進んでおり、俺の記憶に残る鬱蒼としたイメージの樹林帯はすっかり明るい雰囲気に変っている。しかし、登山道だけは昔のまま残して頂けたようであり、事業者の温かい配慮に感謝しながら先に進む。

さて、431P(10時45分)の先からはなだらかなアップダウンが続いており、途中でコーヒーブレイクを取ったりしながらのんびり歩いて行く。途中で何気なくGPSを確認すると電池が空っぽになっており、慌てて新しいものと交換して11時39分に494ピーク分岐。ここまで来てしまえば本日の目的地はもう目の前であり、11時41分に手岡峠に着いて無事、鞍掛尾根制覇ということになった。

ということで、林道の積雪も先週より少なくなったようであり、12時30分に駐車スペースまで戻ってくる。本日の総歩行距離は7.1kmであり、妻に尋ねたところ“言われれば(!)古賀志山から鞍掛山まで一気に歩くことも可能”とのこと。まあ、別に強制するつもりはないが、今夏、富士山に挑戦するときの足慣らしにでも歩いてみるかもしれません。