紅葉の始まった那須岳

今日は、妻と一緒に那須の茶臼岳の周辺を歩いてきた。

紅葉にはまだちょっと早いだろうし、天気予報も曇りということですっかり油断していたのだが、午前7時過ぎに着いた峠の茶屋駐車場はほぼ満車。幸い、係の方の誘導によっていつもの白線より一台分外のスペースに駐車させて頂き、身支度を調えてから7時15分に歩き出す。

あいにく上空は厚めの雲に覆われており、絶好のハイキング日和とは言い難いのだが、周囲の開放的な雰囲気のおかげで気持ちが落ち込むようなことはなく、うん、やっぱりこんな天気のときは那須方面に限るなあ。予想どおり朝日岳の斜面の紅葉はまだまだの状況だったが、とりあえず峰の茶屋(8時6分)のベンチに座って一休み。

さて、今日の目的は牛ヶ首近辺における紅葉の進捗状況の把握であったが、妻のリクエストで先に茶臼岳に向かうことになり、おなじみの登山道を歩いて8時51分に到着。ところが山頂は白いガスに包まれており、全く周囲の見晴らしが利かない。強風を避けるために大きな石の背後に座って休憩を取るが、この時点ではこのままピストンで下山しようかと考えていた。

しかし、妻の推理によるとこの強風がガスや上空の雲を吹き飛ばしてくれるそうであり、再出発(9時11分)後は最初の分岐(9時16分)を右手に入ってロープウェイの山頂駅方向に進む。するといくらも歩かないうちに彼女の予言どおり周囲が明るくなっていき、いつの間にやら絶好のハイキング日和。9時42分に着いた2番目の分岐では、迷うことなく牛ヶ首方面を目指す。

まだ雲は残っているものの、秋の柔らかな日差しの下でのハイキングは爽快な気分であり、登山道より下の斜面では草木が相当程度色づき始めているのが分かる。牛ヶ首(10時9分)に着くと、早速、姥ヶ平方面の状況を確認してみたが、こちらも予想以上に紅葉が進んでおり、雲の影がかからない瞬間を狙ってカメラのシャッターを切る。

再出発(10時22分)後は茶臼岳の裏側を進み、峰の茶屋(10時48分)経由で11時41分に駐車場に戻ってくる。本日の総歩行距離は7.1kmだったが、下山途中に試してみたPokemon GOでは峰の茶屋がポケストップになっていることを確認。ちなみに、帰りがけに立ち寄った殺生石周辺はキュウコンの巣にはなっていなかった。

ということで、定番の休暇村那須の日帰り入浴を利用してもまだ時間に余裕があったため、帰りは下道を使ってのんびり帰宅。矢板市の加藤農園や塩谷町のうわだいらパーキングに立ち寄ってリンゴやずんだ饅頭等を購入したのは良いのだが、これではせっかくの山歩きもダイエット効果は期待出来ないようです。