スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のヴィジョン。

今日は、妻&娘と一緒に宇都宮美術館で開催中の「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のヴィジョン。」に行ってきた。

せっかくの休日だというのに朝から天気はパッとせず、小雨の降る中、古賀志山までの早朝散歩を済ませてしまうと後はもうすることがない。仕方がないので、妻に何処か行きたいところはないか尋ねてみたところ、宇都宮美術館で開催中の「スター・ウォーズ展」はどうかという話になり、娘を連れてさっそく出掛けてみることに…

今週の日曜日から始まったばかりであり、ただでさえ雨天時の娯楽に乏しい宇都宮市ということで相当の混雑を覚悟していたのだが、午前11時頃に着いた美術館の駐車場にはまだ十分に余裕がある。館内も、まあ、一般の展覧会に比べたら少々人出は多い方かもしれないが、混雑とは言い難いレベルであり、数多い展示物をゆっくりと見て回ることが出来る。

メインになるのは、「スター・ウォーズ」からインスピレーションを得た世界中のアーティストたちが描いた約100点のアート作品であるが、その他にも実際の撮影に使用されたというキャストの衣裳や小道具などがたくさん展示されており、見応えは十分。特に精巧に作られたフィギャアの中には、思わず自宅に持ち帰りたくなるような作品も少なくない。

キャラ別で作品数が最も多いのはやはりダース・ベイダーのようであるが、熱心なファンの間で人気の高いボバ・フェットをはじめ、ウーラらランコアといった“端役”の展示もされており、それなりにオタク度は高そう。そんな中、エピソード1の主要登場人物の一人であるジャー・ジャー・ビンクスの作品がほとんど見られないのが面白く、よっぽどファンの人たちからウザがられているんだなあ。

見終わった感想からすると、CGを多用したエピソード1〜3に登場するキャラクター等には存在感がいま一つというものが多く、模型から手作りで仕上げていった4〜6に比べると相当魅力に欠ける。その意味では、新シリーズでCG の使用を可能な限り控えたというJ.J.エイブラムスの判断はやはり正しかったのだろう。

ということで、帰宅後に確認したところ、今日見てきた展覧会は昨年5月に六本木ヒルズで開催されていたものと同じであることが判明してちょっと吃驚。あのときはもの凄い人出のために入場を諦めてしまったのだが、今日は同じ展示品をゆっくり見て回ることが出来、結果的にはとてもラッキーなことになりました。