松本城と乗鞍岳(第1日目)

今日は、妻&娘と一緒に長野県の松本市に遊びに出掛ける日。

高尾山に続く娘の第二の試練(?)は乗鞍岳であり、標高からすると一気に2,000m以上アップしてしまうのだが、「日本で最も登りやすい3000m超級の山」ということで、まあ、ゆっくり時間をかけて挑めば何とかなるだろう。そのためにも前泊することが望ましく、かねてから訪れてみたいと思っていた松本城の見学と組み合わせて一泊二日の家族旅行へ出発!

途中、横川SAでの休憩を挟んで午前10時過ぎに市営松本城大手門駐車場に到着。夏休み期間中のせいか、平日の屋内立体駐車場はほぼ満車であり、数少ない空きスペースに車を止めて歩き出す。曇りがちだった天気予報にもかかわらず晴天に恵まれたのは有り難いが、おそらく気温は30度を超えているだろう。

さて、炎天下の中を10分くらい歩いて最初の目的地である松本城に着く。チケット売り場の手前から国宝に指定されている天守が見えており、黒門を潜って本丸庭園に入ると今度はその反対側から天守を仰ぎ見ることが出来る。残念ながら本丸御殿等は焼失しており、広い庭園の片隅に天守閣だけが取り残されてしまったというイメージかなあ。

とはいうものの五重六階の連結複合式天守はなかなか立派なものであり、お決まりの構図で何枚か写真に収めてから内部へ足を踏み入れる。最初はスムーズだった人の流れも、階段が狭く、かつ、急傾斜になるに従って滞りがちとなり、4階くらいから上は行列になって進んでいく。ようやくたどり着いた最上階には四方に比較的大きめの窓(?)が開けられているが、正直、それほどの眺望とは言えず、やはり天守閣は外から眺めていた方が良い。

その後、お堀の周りを半周し、埋橋付近で記念写真を撮ってから城外へ。すると妻が空腹を訴えてきたので、たまたま近くにあった「和食そば処たかぎ」というお店に入って昼食タイム。妻は蕎麦、娘は馬刺し定食、俺は山賊定食を注文したが、味は馬刺し→山賊→蕎麦の順番かなあ。

食後は腹ごなしを兼ねて縄手通り商店街というところを散策。可愛らしいお店が多いのでちょっとしたお土産を買ったりするには良いところなのだが、期待していた城下町的な雰囲気は希薄であり、また、屋外は日差しが強いということで「CSFFE&BAR空」というお店に入って休憩したりしながら一時間強くらいで退散することになってしまった。

さて、その後は本日の宿泊先である「プチホテルアルム」へ移動。ここは乗鞍岳へのシャトルバスの発着所である乗鞍観光センターのすぐ隣に位置しており、松本市内から車で一時間以上かかるのだが、乗鞍高原というだけあって気温は結構涼しい。妻は“HPで見た外観はもっと新しそうだった”と言っていたが、夕食がとても美味しかったこともあって俺としては特に不満は無い。明日が早いので、朝食代わりのお弁当を受け取ってから早めに就寝。

ということで、今日も俺と娘はヒマを見つけては「ポケモンGO」で遊んでいたのだが、松本城天守内では娘がハクリュー、俺がミニリュウとそれぞれ初遭遇することになってちょっぴり興奮。残念ながら前者には逃げられてしまったものの、後者はなんとか捕獲に成功し、良い松本土産になりました。