今日は、妻に付き合ってもらって「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」を見に行ってきた。
娘がファンなので彼女らが出演するTV番組はよく見ていたのだが、今年は結成15周年のアニバーサリーイヤーのため特番も多目。三人とも可愛いし、ノリの良い楽曲はオヤジの俺が聴いても十分に楽しめるということで何気なくTVを眺めていたのだが、“ステージに上るのは3人だけ”という彼女らのライブへのこだわりを知るに連れて次第にコンサートに行きたくなってきた。
そんなときに紹介されていたのが、彼女らの3回目の海外ツアーの様子を記録したというこのドキュメンタリー映画であり、コンサートに行く前の下調べ(?)には最適ではないかということで妻に相談。最初は“本気か”という感じでちょっぴり気味悪がられたが、何とか一緒に行ってもらえることになった。
さて、封切2週目の館内には空席が目立つが、夕刻からの上映だったせいもあって観客の年齢層はかなり高めであり、まずは一安心。台北公演を皮切りにシンガポール→ロサンゼルス→ロンドンと回り、締めくくりで憧れのニューヨーク・デビューを果たすという内容に映画的な演出は見当たらず、特に“山場”になるようなエピソード(=強いて言えば、のっちの大ポカ?)も登場しないのだが、何故か一度も退屈することは無く、あっと言う間に2時間が過ぎてしまう。
ライブ映画ではないので、まとまった感じで彼女らのステージ上でのパフォーマンスを見ることは出来ず、正直、どこが面白かったのか説明に困ってしまうのだが、3人のメンバーがスタッフと協力し合って1回1回のコンサートを創り上げていく姿はそれだけで十分に感動的。汗や涙といったクサい舞台裏を見せなかったことも好印象に繋がる一つの要因だったと思う。
ということで、見終わってからの妻の感想は“3人とも良い子だねえ”というおよそファンらしからぬものであったが、俺と同様、少なくとも退屈はしなかったらしい。これまでアイドル系歌手のコンサートを見に行った経験は皆無なのでちょっぴり不安ではあるものの、いつか機会を見て挑戦してみようかと思っています。