至仏山をピストンで

今日は、妻と一緒に群馬県至仏山を歩いてきた。

実は先月下旬にも一度歩こうとしたのだが、金精道路を走っている頃から雨が降り出してしまい、戸倉の駐車場に着いたときには夫婦揃って戦意喪失。吹割の滝周辺をぐるっと一周しただけで帰宅してしまった。今日はそのときのリベンジということもあり、上々の天気予報を信じて午前6時半頃に戸倉の駐車場に到着。

好天に恵まれた週末は久しぶりだというのに第一駐車場はガラガラであり、まだ半分も埋まっていない。大混雑の予想が外れて妻には笑われてしまったが、まあ、人出が少ないのはむしろ大歓迎であり、マイクロバスに乗り換えて鳩待峠へ。ここで身支度を調えてから、7時6分に山歩きスタート。

5年前、俺が一人で歩いたときも悪天候だったのだが、今日の上空は雲が多いものの青空がのぞいており、とても良い気分。最初は見晴しの無い樹林帯の中を歩いて行くのだが、1時間もすると右手に尾瀬ヶ原が見渡せるようになり、やっぱり山歩きは天気の良い日に限るなあ。

オヤマ沢(8時33分)〜笠ヶ岳分岐(8時47分)を過ぎると周囲の景色にも高山っぽい雰囲気が漂いはじめ、リンドウやトリカブトといった花々を愛でながら9時23分に子至仏山(2162m)に到着。ようやく眺められるようになった至仏山の頂上は意外に近そうであり、これなら問題なく行けるだろう。

ところが、子至仏山の前後から始まる岩がゴロゴロした登山道はなかなかのクセ者であり、慣れていない妻は少々苦戦を強いられている様子。その上、さっきまで見えていた青空はすっかり雲に覆われてしまい、至仏山の頂上も時々ガスに包まれるようになってしまう。どうやら期待したような晴天にはなりそうもないねえと妻に愚痴りながら、10時17分に至仏山(2228m)の山頂に着いた。

さて、山頂の賑わいはここまでの静かな山歩きからはちょっと想像できないくらいであり、おそらく山の鼻方面から周回で上ってきた方々も相当数含まれているのだろう。まあ、あいにくの曇天とはいえ、燧ヶ岳を背景にした尾瀬ヶ原を眺めながらの昼食は5年前に比べれば天国のようなものであり、ゆっくり休憩を取ってから10時57分に下山に取り掛かる。

帰りは往路を引き返すだけであり、要所で休憩を挟みながら、子至仏山(11時46分)〜笠ヶ岳分岐(12時33分)〜オヤマ沢(12時43分)〜鳩待峠(13時46分)。超スローペースな妻の下山スピードをいくらかでも改善しようと思い、途中で出会った夫婦連れ(=正直、歩くスピードは平均以下)のペースに付いていくよう指示したところ、何とか最後まで離されることなく無事ゴールイン。総歩行距離は10.1kmだった。

ということで、“もっとゆっくり歩きたかった”と少々不満げな妻を連れての日帰り温泉は、道路沿いのレストランに併設された「わたすげのゆ」。立地条件から考えてあまり期待はしていなかったのだが、とても清潔な感じのする良い温泉であり、おかげで妻の不満もあっさり解消してしまいました。