小田代ヶ原でワカンの練習

今日は、妻と一緒に奥日光の小田代ヶ原でスノーハイクを楽しんできた。

そろそろ雪山に挑戦してみようかという気持ちも無い訳ではないのだが、本格的に道具を揃えるとなると、冬靴に12本爪アイゼン、スノーシューピッケルとそれだけでもなかなか大変。とりあえず、一番お手軽そうなところをということでワカン(=定番のエキスパートオブジャパン社製)を購入したので、その使い心地を確かめるために午前9時半頃に三本松の駐車場に到着。

ここで妻用のスノーシューをレンタルし、赤沼茶屋の駐車場まで引き返して身支度を整える。慣れない装備にちょっと手間取ったが、何とか10時20分に駐車場を出発。林の中に付けられたトレースは明確であり、最初は山靴のままスキー用のストックを両手にして歩いて行くと、前を歩いていたグループは分岐を右に戦場ヶ原へと進んでいく。

しかし、上空には青空が見えているものの、風が強いので吹きさらしの戦場ヶ原はキツそうであり、とりあえず小田代ヶ原まで行ってみようということで、分岐を直進して小川に架けられた橋(10時30分)を渡る。正直、その先も山靴のままで支障は無さそうだが、それでは使い心地の確認にならないということで、ここでワカンとスノーシューを装着。

アルミ製のワカンはとても軽いので、重さという点ではほとんど負担にならない。試しにトレースを外れてみると、まあ、妻のスノーシューよりは雪に深く潜ってしまうが、その差はそれ程大きくなく、十分に使えそうな印象。石楠花橋方面分岐(10時54分)〜展望台(11時6分)と進み、シカ柵を2回通り過ぎると車道(11時22分)へ出る。

ここで今後のルートについて協議するが、相変わらず風は強く、このまま車道を歩いて行くのもあまり面白く無さそうということで、撤退することで協議成立。帰路、展望台(11時40分)に立ち寄った後に誤ってGPSの電源を切ってしまったらしく、赤沼茶屋の駐車場に到着した時刻は記録されていなかったが、おそらく12時半の頃だったと思う。

ということで、ワカンの使い心地は極めて良好であり、次回はもう少しアップダウンのあるところで使ってみたい。その他、オーバーグローブ、山専用ステンレスボトル、クリップサングラスといった今回新たに投入した雪山用グッズもほぼ期待通りの性能を発揮してくれたのだが、唯一、ZIPPOのハンディウォーマーだけがあまり暖かくなってくれず、かなりの期待外れ。使い方が悪かった可能性もあるので、ちょっと調べてみようと思います。