横根山

今日は、妻と一緒に鹿沼市の横根山を歩いてきた。

といっても、今回の目的の半分以上は山歩きの後の日帰り入浴であり、横根山は以前から興味のあった「前日光つつじの湯」に行くための方便みたいなもの。子どもたちが小さかった頃に1、2度、井戸湿原を訪れたことはあるが、その当時は山というものに全く興味が無かったため、横根山を歩くのはおそらく今回が初めてだろう。

さて、雑多な家事を済ませてから家を出たため、駐車場のある「前日光ハイランドロッジ」に着いたのは午前10時を大幅に過ぎた頃。今日は、スマホにインストールしてある地図ロイドを見ながら歩くつもりだったが、この周辺は圏外ということで地図情報は表示されず、仕方がないので要所に設置されている案内図を参考にして10時25分に出発する。

小高い丘に上っていく遊歩道は進入禁止になっているため、両側に立派な柵の付けられた車道のようなところを歩いて行くと、10時33分に2つ目の案内図のところに着く。この正面にあるのが目指す横根山らしいということで辺りを見回すと、“横根山山頂0.3km”と記された「関東ふれあいの道」の看板を発見し、車道を離れてそこから山道に入る。

なだらかな山道を上っていくと、ほんの数分で横根山の山頂(1373m。10時41分)に到着。出発してからわずか十数分で着いてしまうのはいくら何でも楽のしすぎであり、機会があったら三枚石あたりと繋げて歩いてみたいと思った。

さて、このまま引き返してしまうのもあんまりなので、とりあえず井戸湿原を目指して山道を下っていく。しかし、湿原の付近(11時6分)では作業服を着た方々が木道やベンチの補修作業を行っており、お邪魔しては申し訳ないということで湿原の周回を諦めて引き返す。その先からは再び車道を歩いて、11時33分にロッジまで戻ってきた。

ということで、歩行距離2.8kmのラクチン山歩きだったが、それなりに体は冷えてしまったため、予定どおり「前日光つつじの湯」へ。駐車場がほぼ満車状態だったのには驚かされたが、幸い浴室の方はそう混んではおらず、熱い露天風呂と美味しいソバとで身も心も温めてから帰宅しました。