ロープウェイで西吾妻山

今日は、妻と一緒に福島県山形県の県境にある西吾妻山を歩いてきた。

今回はロープウェイ利用の楽ちん百名山ということで、ネットでロープウェイの運行時間等を確認していたところ、20日と21日は天元台市民感謝デー「秋一番フェスティバル」のため、ロープウェイ料金(=通常@3,500円)が半額になるとの情報を発見。しかし、本家本元の天元台高原のHPにはそれらしいお知らせ等は見当たらず、半信半疑のまま午前7時半過ぎに天元台ロープウェイ湯元駅の駐車場に到着する。

8時始発のロープウェイには既に行列が出来ていたが、まあ、それほどの人数ではないのでゆっくり身支度を調えてから我々も行列に並ぶ。発券窓口にもその旨の表示は無かったものの、料金はしっかり半額になっており、得した気分でロープウェイ&3つのリフトを乗り継いで登山口のある北望台へ。

8時59分に北望台を出発すると、最初のチェックポイントであるかもしか展望台(9時23分)までは大きめの石がゴロゴロした歩き辛い山道が続いている。しかし、そこを過ぎると大凹と呼ばれる広々とした湿原に下りていくような形で木道が敷設されており、とても良い気持ち。しかも、ハイマツに混じった低木の一部では赤や黄に染まった紅葉が既に始まっており、一気にテンションアップ!

人形石との分岐(9時35分)を右手に入り、水場を過ぎると再び傾斜のきつい山道となるが、距離が短いので大丈夫。梵天岩(10時18分)のところでザックを下ろし、10分くらい休憩を取ってから天狗岩に向かうが、祠(10時37分)の前にいた若者の情報によると、ここから直接山頂を目指す人がほとんどらしく、我々もそれに従って11時2分に西吾妻山の山頂(2035m)に着く。

事前学習のとおり山頂からの眺めは無く、たまたま居合わせたベテラン風の登山者の説明を拝聴してからさっさと下山に取り掛かる。折角なので、帰路は西吾妻小屋(11時16分)を経由することとし、11時28分に戻ってきた天狗岩のところで昼食タイム。ちょっと風が冷たかったが、この付近の紅葉が一番進んでいるようであり、素晴らしい風景を楽しみながらゆっくり休憩を取った。

さて、再出発後は、梵天岩(11時59分)〜分岐(12時46分)〜かもしか展望台(12時55分)と来た道を引き返し、13時20分に北望台に到着。ここまでの歩行距離は6.3kmであり、再びリフト3台とロープウェイを乗り継いで湯元駅に戻ってから、無事、家路についた。

ということで、今回は先日購入したOutlander の自称(?)50Lザックを初めて山歩きに使ってみたのだが、特に問題等は発生せず、とりあえず一安心。まあ、50Lは入らないにしろ、妻と二人の山歩きには十分な容量であり、今後、いろんな場面で重宝させてもらう予定です。