忍野八海・山中湖(第2日目)

朝の5時頃に目が覚めてしまうが、残念ながら、窓の外は快晴とはほど遠い状態。しかし、予報によると天気は回復基調にあるようであり、それを信じて9時半過ぎにペンションを後にする。

今日の目的地は昨日見送った花の都公園であり、道路の反対側にある駐車場に車を止めてから徒歩で入口へ向かう。天気の回復は遅れているらしく、“晴れていたら富士山はどっちに見えるんだろうね”と家族で話しながら歩いていると、“富士山、富士山”と叫ぶ子供の声が聞こえてくる。

まさかと思いながらもそちらを見上げてみると、驚いたことに、超特大の富士山が目の前にそそり立っている。裾野の一部は雲に隠れているものの、まだ半分以上雪をかぶった富士山の迫力は圧倒的。背景が青空でないのが残念であるが、ようやく対面することが出来たということで、大興奮で記念写真を撮りまくった。

さて、入場料(@500円)を支払ってから、“フローラルドームふらら”という大温室や溶岩樹型観察体験ゾーンなどをゆっくり歩きながら見学。屋外のチューリップを主体とした花々もとても綺麗であり、GWの最終日をのんびりと過ごすことが出来た。

さて、駐車場に戻ってみると時刻はほぼ12時。まだ少し早かったが、今から帰途につけば高速の渋滞を避けられるだろうということでそのまま御殿場ICに向かい、足柄サービスエリアで軽く昼食を取ってから娘のアパートへ。その後、俺の実家を経由し、午後5時頃に自宅まで戻ってきた。

ということで、はっきりしないお天気と早め早めの行動が功を奏し、渋滞に巻き込まれることもなく、無事、一泊二日の家族旅行を終えることが出来た。今回、二日間に渡り、俺の親孝行に付き合ってくれた妻と娘には心から感謝申し上げる次第であり、また機会がありましたらよろしくお願いします。