忍野八海・山中湖(第1日目)

今日は、妻と娘、それに俺の実家の母親を連れて山梨県の山中湖方面に出掛ける日。

GW中ということで、渋滞に巻き込まれないよう早起きをし、俺の実家に寄ってから娘のアパートへ向かう。あいにくと天気の方は時々小雨がパラつくような状態であるが、それが幸いしたのか、高速道路に渋滞の気配は無く、当初の見込みより1時間以上早く娘のアパートに着いてしまった。

その後、実家の母親に娘の大学を見せてから、最初の目的地である忍野八海へ。俺が期待していたのは黒澤監督の「夢(1990年)」の最終話に出てくる“水車のある村”(=実際のロケ地は長野県の大王わさび農場)のイメージだったのだが、昨年の富士山の世界遺産登録の余波もあってか、池の周辺は大勢の観光客でごったがえしており、こうなったら我々もその一員に加わるしかない。

そんな訳で、一番人混みの多い湧池付近の店でそばと岩魚の昼食を取った後、我が家としては大量のお土産を購入し、ちょっと疲れたので別の店に入ってコーヒーブレイク。ボンヤリと窓の外を眺めていると、「榛の木林資料館」の看板が目に入る。

正直、あまり期待はしていなかったのだが、有料(@300円)ということもあってか、入場者はまばらであり、広い敷地内に池や水車小屋を配した風景は俺の期待していたイメージにかなり近い。これで背景に富士山が見えたら最高だったのだが、あいにくの曇天のため、最後まで姿を現すことはなかった。

さて、天気がいま一つということで、次に予定していた花の都公園の見学は明日に回し、本日宿泊予定のペンションへ向かう。しかし、渋滞に巻き込まれなかったおかげで、チェックインの時刻より少々早く着いてしまい、時間調整のために近くにあった“クリスマスの森 サンタクロースミュージアム”に入ってみる。

まあ、こちらも期待はしていなかったのだが、その予想は裏切られることはなく、シーズンオフのせいもあるのかもしれないが、我々以外無人の館内には物悲しい雰囲気が溢れている。それでも粘って30分くらいは時間を潰したのだが、車に戻ってから妻に入場料を尋ねて吃驚仰天。あれで@800円というのは、通常の感覚からすると相当凄いことだと思う。

ということで、その後、予約しておいたペンションにチェックインしてからは畳の上でゴロゴロするだけ。美味しい夕食を食べた後、明日の晴天を気にしながら眠りにつきました。