古賀志山東登山口

今日は、妻と一緒に古賀志山の鎖場を歩いてきた。

妻には、健康管理も兼ねて、これからもちょくちょく山歩きに付き合ってもらう予定なのだが、そんなときに心配なのは彼女の岩場嫌い。勿論、いきなり北アルプスに連れて行くつもりはないのだが、近場の低山でも時折岩場を上り下りしなければならない場面に遭遇することは避けられず、今回は、その対策として古賀志山の東稜見晴らし台直下の鎖場を体験して頂くことにした。

例によって、のんびり家を出て9時24分に森林公園の駐車場を出発。東稜コースへは、今では北コース経由で入るのが一般的なんだろうが、今日は俺も使ったことの無い東登山口(9時49分)を利用してみる。林道からの入り口はちょっとヤブっぽいが、その先には比較的広い山道が続いており、そこをしばらく進んでいくと右手の尾根へ向かう右折ポイントがある。

ものの数分で尾根上に出ると、そこは複数のルートの合流地点(10時13分)であり、もっと下の方から尾根上を歩いてきたらしい中年女性の3人組が休憩中。我々も一息つけてから彼女等の後について傾斜の増した斜面を上っていくと、10時34分、ついに目指す鎖場に到着する。

3人組は再び休憩モードに入ってしまったので、最初に妻が岩場に取り付く。腕力が弱いため、両手で鎖に掴まって上っていくような上り方はしようにも出来ず、基本に忠実に、手掛かり、足掛かりを探りながら慎重にほぼ垂直の岩場を上っていくと、10分少々でようやく東稜見晴らし台(10時45分)にたどりついた。

ということで、その後、山頂に移動してカップヌードルの昼食を取ってから、シシ落しコースを使って南登山口に下山。林道〜トリムコースと歩いて13時11分に駐車場まで戻ってきた。これで妻の鎖場初体験は無事完了した訳であり、彼女の岩場嫌いが少しでも解消されていることを祈ります。