鶏足山

今日は、妻と一緒に茨城県との県境にある鶏足山を歩いてきた。

前回、足尾の中倉山で予定外のご負担をおかけしたことの妻へのお詫びを兼ねて、今回は里山の楽ちんコースを選択。ネット上の情報によると、きちんとした駐車場は茨城側にしか無いようであり、北関東自動車道を利用して午前9時過ぎに茨城県城里町にある“鶏足山駐車場”に到着。新しくて綺麗なトイレをお借りしてから9時18分に出発する。

舗装された林道を歩いていくと、間もなく“富士が平コース”の登山口(9時24分)に到着し、ここから山歩きのスタート。例によって、まだ体が眠っている状態の妻の歩みは少々緩慢であるが、まあ、今日のコースは短いので急ぐ必要は無い。コースタイム15分のところを20分以上かけて9時48分に赤澤富士(340m)に着く。

ここから西の方向へ進んでいくと、林道(9時55分)に出たところに“鶏足山→”の標識が立っており、それにしたがって急な尾根道を上っていく。傾斜が緩やかになった頃、道の真ん中に“ここから富士山→”の標識(10時10分)があったので、その方向を眺めてみると確かに遠くの山々の間から富士山の頭が見えた。

三角点のある赤澤山の山頂(430.5m。10時16分)はそのすぐ先であり、さらに次のピークが鶏足山の山頂(10時28分)。ここで噂どおりの素晴らしい眺望を楽しんだ後、鶏足山の名前の由来になったという鶏石を見に行くことにするが、護摩焚石(10時34分)を過ぎて次のピークに着いても鶏石はさらにその先との表示。

あまり下ってしまうと戻るのが大変ということで、俺が一人で偵察に向かうとそのすぐ先で鶏石(10時41分)を発見。妻の待つピークに戻って石の写真を見せると、実物を見るまでもないということになり、そこからベンチのある赤澤山の山頂(11時00分)まで引き返して恒例のコーヒータイム。

休憩後は11時26分に再出発し、最後の目的地である焼森山(423m。11時49分)に立ち寄ってから、赤澤下山口分岐(12時7分)〜ファミリーコース入口(12時21分)と歩いて、12時41分に駐車場着。穏やかな好天に恵まれた里山歩きはとても楽しかった。

ということで、駐車場等を整備してくれた城里町への御礼の意味も込め、“ホロルの湯”で汗を流してから帰途に着く。急ぐ旅でもないので、帰りは一般道を使用し、茂木の道の駅で妻の好物の“おとめミルク”等を食べたりしながらのんびり帰りました。