大真名子山から女峰山へ

今日は、久しぶりの山歩きに、大真名子山を経由して女峰山を歩いてきた。

旅行前の怪我が怖いので、ここのところ古賀志山での早朝散歩を除き、自粛してきたのだが、無事、英国旅行も終了したということで、山歩き再開。このコースは鈍った足腰にはちょっとキツいかもしれないが、まあ、あまり楽なコースでは不安解消にもならないからなあ、と思いつつ、午前5時ちょっと前に志津乗越の駐車場に到着する。

3台目ということで、きちんと枠内に車を止め、支度を整えてから5時6分に大真名子山を目指して出発。最初は意外に藪っぽく、笹についた朝露でズボンがビショビショになるが、大きな石碑(5時10分)がある付近から道幅が広くなってくる。傾斜の方も次第にキツくなるが、今日は軽装なので我慢して黙々と歩き続ける。

5時52分に最初の鎖場に着くと、間もなく左手にカッコいい石像(5時58分)が建っている。千鳥返し(6時10分)のところでは実際に鎖やロープのお世話になるが、高低差自体はさほどでもなく、6時15分に大真名子山(2,375m)の山頂に着く。

しかし、あいにく周囲は真っ白で見晴らしはきかず、休まずに次の小真名子山へ向かう。付近に人影は全くないので、熊除けのためにAMラジオを少し大きめに鳴らしながら進んで行くと、鞍部であるタカノ巣(6時45分)を経て7時12分に山頂(2,323m)へ。Galaxy S機内モードを解除してみるとアンテナが立ったので、妻に途中経過をメールして再出発。

事前学習によると、ここから富士見峠までのガレ場の下りが本日のコース最大の難所らしく、改めて気を引き締めて進んで行くと、コース上には黄色いペンキで比較的新しい目印が付けられており、これなら道を間違う心配は全くない。しかし、もう少しというところで気が緩んだせいか、尻餅をついてしまい一人で苦笑い。

7時41分に富士見峠に着くと、腰を下ろして本日初めての休憩をとる。ここから先は3年前に初めて女峰山を歩いたときのルートを逆回りするだけであり、体の方もやっと山歩きに慣れてきたせいか、帝釈山への上りも大してキツさは感じない。帝釈山(8時38分)〜専女山(8時48分)を経て、9時1分に4度目の女峰山の山頂に到着。

帝釈山の山頂では少し雲が晴れ、ある程度周囲を見渡すことが出来たのだが、女峰山の山頂からは北側の景色が眺められるだけであり、長居は無用と休憩もそこそこに下山に取り掛かる。唐沢小屋(9時28分)から1時間歩いて馬立(10時26分)まで下りてくると、後は長〜い林道歩きが待っている。

以前、駐車スペースに使わせてもらった車止め(10時56分)のところに車が1台も止まっていないので、不思議に思いながら歩いていくと、11時13分に戻ってきた志津乗越の駐車場のところにバリケードが設置されているのを発見し、馬立方面へは現在車両進入禁止になっていることが判明した。

ということで、1月半のブランクはあったものの、体の方はそれほど鈍っていないことが分かり、まずは一安心。なお、女峰山への主要ルートについては、これで一とおり全部歩いたことになります。