英国旅行(第7日目)帰国

ということで、予定よりちょっと早めに成田空港へ到着し、後は車に乗って何の問題もなく自宅まで帰ってくる。そんな楽しかった今回の英国旅行の個人的総括は次のとおり。

1 事前準備はほぼ完璧であり、ロンドン滞在中“ああしておけば良かった”と後悔するようなことは何も無かった。人気観光施設のバウチャーを入手しておいたのも正解であり、並ばずにチケットと交換できるため時間の節約に大いに役立った。7日間のトラベルカードも、まあ、金銭的に得したかどうかは分からないがとても便利であり、テムズ川のボートもちゃんと割引してくれた。

2 電源関係では、充電する必要のある電子機器が多いので、電源プラグのアダプターを2個持って行ったのは大正解。なお、ホテルの洗面台のところに日本と同じ形状の100Vが使えるコンセントがあったのだが、そういえばイタリアのホテルでも同じものを見かけた記憶があり、あれって万国(?)共通のものなのだろうか?

3 海外パケ放題を適用したGalaxy Sは現地で大活躍であり、不在中の日本の情報を入手するのみならず、ロンドン交通局のサイトから現時点の交通事情をリアルタイムで把握できるのがとても便利だった。ナビ機能は、いつの山で使っている専用機には勝てないとしても、市内観光には十分な機能を有しており、使い方に慣れさえすればとても頼りになる。

4 ロンドンの印象は、家族一同なかなか良好であり、我が家の倹しい食生活が幸いしたせいか、不味いといわれる食事もあまり気にならなかった。特に、フィッシュ&チップスは、好き嫌いの多い娘も気に入ったようであり、また、パブのカウンターにいたお兄さんやオックスフォードで道を教えてくれたオバさま等々、皆さんとても親切だった。

5 イタリア旅行の反省を生かし、今回は“滞在型”にしてみたのだが、俺の貧乏性が祟り、結局、あまりのんびりできないスケジュールになってしまったのが今回最大の反省点。次回は娘にスケジュール作成をお願いしようかと思ったが、そうすると“ずっとホテルでゴロゴロしている”ことになるそうなので、まあ、それもちょっと困ります。

6 上の反省にもかかわらず、コートールド美術館、ウォレスコレクション、テンプル教会等々、俺としてはまだまだ行ってみたかったところが山のように残っており、レンブラントフェルメールが見られなかったナショナル・ギャラリーもやはりちょっと心残り。機会があれば、スコットランドアイルランドと一緒に是非もう一度ロンドンを訪ねてみたいと思う。

7 最後に、長時間歩くことが人一倍苦手なのにもかかわらず、嫌な顔一つせず、体力の続く限り我侭な両親に付き合ってくれた娘には心から感謝申し上げたい。次の海外旅行のときは大学生になっていると思うが、引き続きよろしくお付き合いください。