劇団四季「美女と野獣」

今日は、家族で劇団四季の「美女と野獣」を見に行ってきた。

大学の同窓会とぶつかってしまって参加できないという長男の代わりに俺の実家の母親を誘い、新幹線でお昼頃に上野駅到着。天気も良いので、まずは湯島天神で開催中の梅まつりを見物し、ついでにかなり気の早い娘の大学受験合格のお願いをしてから、近くにあった旧岩崎邸庭園へ向かう。

我が家ではほとんど見ていなかったものの、世間的には昨年放映されたNHK大河ドラマの影響がまだ残っているらしく、邸内はそれなりの観光客で賑わっている。内部の装飾は、まあ、我が国のレベルからすればこれでもかなり豪華な方なんだろうが、以前拝見させて頂いたヴェネツィアの建物なんかに比べれば至っておとなしいものだった。

さて、そろそろ開演時刻が近付いてきたため、JRで大井町に移動する。駅の出口を間違えたため、なかなか会場が見つからずにちょっと焦ったが、午後5時過ぎになんとか到着。1階の16列目というまずまずのポジションに腰を据えてしばらく待っていると、予定どおり5時30分開演となる。

内容はディズニーアニメとほぼ同じであり、出演者の歌や踊りも素晴らしく、安心して見ていられる。しかし、まあ、これは俺の方の問題なのかもしれないが、やはり日本語のミュージカルというのには違和感があり、正直、昨年末に見た「ディズニー・オン・クラシック2010」に比べると、ちょっと素直に感動出来なかった。

ということで、妻や娘は大いに楽しんだようであり、これからも劇団四季のミュージカルを何度か見ることになりそうな予感。出来れば、俺の和製ミュージカルアレルギーを吹き飛ばしてくれるようなアステアやジュディ・ガーランド級のスーパースターの登場を期待したいところです。