ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

今日は、昨日から公開が始まった「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」を家族で見に行ってきた。

9年前に開始されたこのシリーズもいよいよ大団円ということで、開始早々、続々とハリーの下へ不死鳥の騎士団のメンバーが集まってくるシーンに期待は高まるばかり。そして、遂に待ちに待ったハリーv.s.ヴォルデモートの魔法大戦争が勃発する訳であるが、どうやら形勢は最初っから後者の方が圧倒的に有利だったらしく、頼みの不死鳥の騎士団はアッという間にバラバラになってしまい、その先はハリー、ロン、ハーマイオニーの逃避行(?)を中心にストーリーは展開していく。

そのおかげでここのところ比較的出番の少なかったロンやハーマイオニーの活躍をじっくりと眺められるのは嬉しいのだが、一方で、ネヴィルをはじめとする他のホグワーツ魔法魔術学校の皆さんのお姿をほとんど見ることが出来ないのはやっぱり寂しい。後半、ルナだけはちょっとストーリーに絡んでくるんだけどね。

個人的には、不死鳥の騎士団にホグワーツの仲間たち、そこに巨人やケンタウロスといった妖精(?)たちが加わった「ロード・オブ・ザ・リング」や「ナルニア物語」を超える魔法大戦争を期待したいところであるが、まあ、原作者のJ.K.ローリングはあまりアクションシーンの描写がお得意ではないようなので、ちょっと無理かもしれないなあ。

ということで、来年7月公開予定のPART2で本当の最後になる訳であるが、これまで張り巡らせてきた数々の伏線をどうやって回収していくのか、監督&脚本家の腕の見せ所。ずっと気になっているスネイプ先生とハリーの父親との学生時代の確執の理由なんかも明らかにして頂けるのでしょうか。