2020-09-04から1日間の記事一覧

松本清張全集6

長編の「球形の荒野」と短編集「死の枝」を収録。「球形の荒野」は、奈良で古寺巡りをしていた女性が、ある寺の芳名帳の中に既に亡くなっている筈の叔父のものに酷似した筆蹟を見つけるところから始まるミステリイ小説。その叔父というのは外交官であり、戦…